1 ![]() 今年は実家に帰ってきてしまったので、全然クリスマスを感じないのがすごく残念。
でも、先日降った雪が、懐かしい雪景色を思い出させてくれたかな。 (もう溶けちゃったので、ホワイト・クリスマスにはなりませんでした) クリスチャンの人もそうでない人も、穏やかで平和なときを願わずにはいられないこの時期。 私の身の回りもゴタゴタしているけど、精神的に平和で安全な状態をつくりたいなと思っています。 今年の冬至(一昨日の月曜日)は、新月と重なった「朔旦冬至(さくたんとうじ)」といって、 日(太陽)が短い周期と月が欠けてなくなる周期の終わりが重なったそう。 つまり、昨日からは、太陽も顔を出す時間がどんどん長くなり、月もどんどん満ちて行く。 そういう始まりの日なんですって。 気持ちを新たにスタートするにはいいときだよね。 新しい年に橋渡しをするこの1週間、 みなさんが心穏やかに楽しく、そして希望を育てていける日々を送れますように。 ![]() ![]() この辺りでは珍しい12月の大雪(10cmぐらい)で、覆いをかけておいた三つ葉のプランターがかまくらになりました(笑)
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by sakanatowani
| 2014-12-24 14:01
| 季節のこと season's
![]() 靴下が好きです。 昔から、休みの人か、ちょっと楽しくなりたい気分の日とかには、動物柄の靴下を履いたりしてました。 最近は、ちょっとレトロな花模様の靴下が履きたいなあって思っていて・・・そうそう、ちょうどこんなの↑。 これはウールも混ざっている生地なので、足元が寒い今、なかなか重宝しています。 この靴下を見つける少し前に見つけたのがこれ↓。 茶系ってあんまり履いたことなかったけど、花柄がかわいい。 でも、5本指なんですよね。 5本指ソックスって、今まで履いたことないんです。 ・・・で、履いてみた。 ・・・・・・・・・よいしょ、よいしょ・・・ ![]() ・・・親指は自然に入った。でも・・・中指、いや、人差し指はその指の場所じゃないとこに〜。 薬指や小指にいたっては、同じ場所に入ってこうとしてる〜(汗) つまり、足の指のコントロールがきかない。 手で1本1本靴下の指の位置を足にあわせてあげないと、履けない〜。 ねえ、足の指って、自分の一部じゃない感じしません? ![]() 脳みそとつながってない感じ。 手袋をはめるときは、スルスル〜っと、それぞれの指がそれぞれの場所に自然に入って行くのに、足の指となると、 もう何がなんだか。 ![]() 足の指って、こんなに不器用なんだ・・・。 子どもも5本指手袋をはめるとき、こんな感じになるのかなあ・・・なんて考えた。 なんなんでしょうね、足の指って。 手の指みたいに頻繁に使わないから、大人になってもコントロールがきかないのか。 それとも、手の指みたいに細かく動かす必要がないから、もともと器用に動くようには神経が通っていないのか。 だいたい、足の人差し指って、見かけが中指っぽくないですか? 人差し指を見ながら、「あ、中指の爪切らなきゃ」とか思ってる。目の前で見てるのに。 ![]() 形も変ですよね〜。あ、それは足の指だけじゃなく、手の指だってそうだけど。 大きなかたまりから、突起物が5本、ニョ〜ンと伸びてるんだよ。 おさびし山(足本体)に登ってるニョロニョロ(指)って感じがしないでもない(笑) それに、こんな茶色の靴下履くと、その見かけはサルだよね、サル。 サルと私たちはつながってるんだなあ・・・ ・・・なんて、どうでもいいことを考えた師走でした。 ■
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by sakanatowani
| 2014-12-20 14:24
| ひびのこと diary
『ビロードうさぎ』を読みました。 昔々からあるお話しなので、読んだことのある方も多いかも。 私には子どものころ、大事にしていたおもちゃがありました。 それは、赤ちゃんぐらいの大きさのピンクのクマの形をして、ちょうどクマのおくるみを着た赤ちゃんのように顔の部分だけ 塩ビでできた人の顔がついたもの。 クマなのか、人間なのかもわからないのですが、私の子どものころはこういうおもちゃってよくあったのです。 どうやって私のところに来たのかは知らないけど、私の最初のお友達。赤ちゃんの時から一緒だった子です。 私はその子に名前をつけたり、とりたてていつも一緒につれていたわけではないのですが、それはいつも私のベッドの中に いて、時々ごっこ遊びに参加したり、いつも近くにいるってことが私にとって安心できる存在でした。 ところがある朝小学校に出かけようとすると、うちの前に出してあるゴミ袋の上に、この子が乗っているではありませんか。 私は慌ててその子を抱き、いえに戻って母に「なんで捨てるの?!これは捨てないで!」と一生懸命頼みました。 もうすごく古ぼけて、ピンクではなくほぼ灰色になっていて、縫い目も裂けて、何度も自分で針と糸で縫ってなおしている ものでした。 それでも私には大事な子でしたから、その突然の母の「捨てる」という思いつきに、ただ驚き、抗議したのです。 私はその子を自分のベッドに戻し、その子はその日無事、私のベッドでまた寝ることができました。 それなのにその数日後、今度は学校から帰ってくると、この子が見当たりません。 大慌てで母に聞くと、私が学校に行っている間に母が捨ててしまったというのです。「汚らしいから捨てたかった」と。 私が前にあんなに抗議してたのに・・・。 もちろん私は大泣きです。 でも私をいちばん苦しめたのは、その数日前にゴミ袋と一緒に捨てられてるあの子の姿。 助けてあげられなかったという後悔と罪悪感でした。 その情景とその気持ちは、大人になってもほんの時おりですが私に訪れて、かわいそうなことをしたなという気持ちに させていました。 『ビロードうさぎ』では、お話しの最後の最後に、捨てられてしまったうさぎのところに妖精があらわれて、 「子どもに心から大切にされたおもちゃは、ほんものになることができるのですよ」 と、うさぎに魔法をかけ、ビロードうさぎは今度こそ、ほんものの生きたうさぎになるのです。 よかった。 そこまで読んだ時、私は心の底からホッとしました。 もしかしたら、私のあの子も、魔法でほんものになることができたかもしれない。 そんな気持ちになったのです。 いい大人がおかしいかもしれませんが。 この本、実は別のバージョンの本を描いたイラストレーターに興味があって、今さらながら読んでみようと思ったのですが、 あいにく図書館にはこの本しかなくて、この本に巡り会ったのでした。 こちらのほうがはじめに日本で出版されたものだそうで、翻訳家の石井桃子さんの文章は私の読書の原点でもあるので、 いい機会だと手に取ったのですが、こんなふうに長年気になっていた気持ちを救ってくれる本になるとは。 こういうことがあるから、やっぱり絵本ってすごいなあと思うのです。 このお話しの最後の最後、うさぎはあのぼうやに出会うのです。 そしてもう大きくなったあのぼうやは、「やあ、きみはぼくが昔持っていたうさぎにそっくりだなあ」って言うんですよ。 私のあのクマの子も、いつか私と出会うのでしょうか。 そのときは、笑って話したいなあと思うのです。 『ビロードうさぎ』。大人になっても、いろんなことを感じさせてくれるお話しです。 機会があったら、一度ゆっくり読んでみてください。 ■
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by sakanatowani
| 2014-12-06 11:19
| 映画、本 film&book
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