みなさん、どんな初夢を見ましたか?
初夢って、元旦〜2日の夜か、2日〜3日の夜にみる夢のことなんですってね。 実はね、大晦日から元旦の夜に、4種類の同じトーンの淡雪と寒天が組み合わさった和菓子の夢を見たんです。 「わ〜い」って思って、淡雪の部分をそっととろうとしたら、ぷふぁあと淡雪寒がふくらんで泡に変わったの。 そこで「わあ♪」って思ったら、目が覚めた(笑) でもこれは初夢じゃないのね。 元旦から2日の夜も、何かおもしろい夢を見て、目が覚めてすぐベッドの中で反芻してたんだけど、 あとであれが初夢だと気づいて思い出そうとしたんだけど、思い出せなくなっちゃった。 そんなのが今年の初夢(?)でした。 なんちゃっておせち2014。写真が暗くて色が悪〜い(涙) さて、今年のなんちゃって(もいいとこ)おせちのメニューは、 ・(お雑煮の代わりの)豚汁:わかめ入れ忘れちゃった。 ・卵焼き ・中華風たたきキュウリ ・昆布で漬けたカブとスモークサーモンのミルフィーユ ・ポロネギの冷製:鶏ガラで茹でたポロネギ:あ、コショウふりわすれ。 ・ゆで大豆:薬味のネギのっけ忘れ。 ・カブとにんじんのなます:ゆず代わりのレモンの皮のせようと思ってたのに・・・ ・にんじんのきんぴら:ゴマのせたかった〜 ・牛タンのサルサベルデ添え なんだかことごとく薬味や最後のひと味を忘れちゃった〜。 なので写真の中では、わにくんとさかなくんに最後のひと味を手伝ってもらいますぅ。 昨年のなんちゃっておせちを見ていて気づいたんだけど、今年はイベントを追うだけで、本当に余裕なかったんだな〜。 今年もいろんなことがあるだろうけど、今年はもっと余裕を持って、ひとつずつのことを楽しんでいこう。 こちらでは、昨日からもう平日になってしまったけど、クリスマス・シーズンは6日まで。 裏の家のイルミネーションは、まだピカピカ光っています さて時は昨年末に戻って、大晦日。 この日はディナーに招待されていました。 こちらでは、元旦よりも、大晦日の夜からのパーティにみんなの熱が入るもの。 私にはやっぱり元旦が大事だから、その前日にこんなに力を入れて、年が明けると「ああ〜、これでイベントが終わった!」 って、みんなの熱がさあっと冷めるのがピンと来ない。 でも私を招いてくれる人なんてふだんいないから、今年は行っておこうかなって、ご招待を受けることにしたんです。 でもね、やっぱり大晦日の気持ちは、元旦の準備の最終日。 「ああ〜ん、なんでこんな忙しい日に、ご招待受けちゃったかな〜。 しかもカッコつけて、のり巻き持っていくなんて言っちゃって、私のばかばか〜 」 って思いながら、年に一度ののり巻き準備(笑) 今回の具は、アボカドと卵焼き、そしてゆでた千切りにんじん。 というのも、今回のお宅は卵はOKのベジタリアン。 久しぶりののり巻きは、巻き方のコツをちょっと忘れてた。あはは。 「あら、また来たのね」 さて、今回お招きいただいたお家は、例のギンメルちゃんのお家。 ギンメルちゃんは、飼い主(彼女にとっては家来?・笑)も一緒だったから、こんなに余裕を持って私を迎えてくれました。 実は私、ベジタリアンの食事に招かれるのがちょっと苦手。 というのは、野菜ばかりならいいのだけど、こちらで会うベジタリアンのお家って、イタリア料理以上に炭水化物、 特に豆を多く使うから。 私、炭水化物ラバーでないのと、お豆をあんまり得意としないんです。 照明で色がひどく、補正しきれなかった(泣) ホントはもっとおいしそうなの〜。 でもね、このお友達の料理、いつもすごく工夫してあって、それが楽しみ。 この日のメニューは、 ・前菜:私が持っていったのり巻き ・プリモ:ビーツのジャガイモ・ニョッキ、ゴルゴンゾーラソース ・セコンド:かぼちゃとトピナンブールのフライ、レンズ豆・ポロネギ・にんじん・昆布のペーストのベッド ・デザート:ナツメとカシューナッツ、ヘーゼルナッツのペースをカカオでおおったトリュフ ね、おもしろいでしょ? のり巻きが、ぽつんと大きなお皿にのせられるのはおかしいけど、彼らには好評でよかった〜。 日本食材、こちらでは、ベジタリアンの間で人気なのです。 ビーツのニョッキは、はからずも紅白で、おめでたい〜。 ふだんニョッキはあまり好きじゃなくて食べないのだけど、彼女のニョッキはおいしいの。 ゴルゴンゾーラは、青カビの多い辛口と少なめの甘口があるんだけど、彼らが使いたかったのは辛口。 でもできてみたらそんなに風味が強くない。 どうやらゴルゴンゾーラじゃなくって、ゴルゴンゾーラとマスカルポーネのミックスのを間違って使っちゃったみたい。 こちらでは、そういうチーズもふつうに売られてるんです。 「風味がとっても強いのと、お菓子に使うほどないものとの組み合わせが定番っていうのもおもしろいね」って言いながら、 おいしく食べました。 トピナンブールは、日本ではキクイモと言われるシャクシャクとした歯触りがいい小型のおいも。 これを刻んだものをかぼちゃのペーストと合わせて、かぼちゃの種をまぶしてフライ。 こちらのかぼちゃは日本のものより甘くないけど、でもこれは、ほんのり甘さが感じられておいしかった。 ちょっぴり入れられたカレー粉もいい味のアクセントになってました。 レンズ豆は、イタリアではお金を象徴するから、来年の金運を祈って大晦日に食べるもの。 そこに昆布があわせてあるのが、この子らしい。実はこちらもカレー粉入り。カレーと昆布。おもしろいね。 みなさんご存知のように、昆布は日本のお正月料理に使われるおめでたい食材。 東洋のおめでたい昆布、西洋のおめでたいレンズ豆のミックス。「ダブル・ラッキーのメニューだね〜」ってみんなで。 ふだんは食べないレンズ豆を今年は食べたから、2014年の金運はよくなるかな〜♪ 唯一残念だったのは、このディナーの途中で、こちらのベジタリアンの人が大好きな「ツナ(およびクジラ、イルカ)の乱獲 禁止、動物虐待問題」の話題で、またもや一方的に責められてちょっと嫌な思いをしちゃったこと。そんなふうに一方的に鬼の首 とったかのように責めなくても・・・。批判するなら、相手の文化や状況をもっとちゃんと知ってからにして欲しい。 この話題、ベジタリアンの食事に呼ばれると、必ずといっていいほど出されます。私が日本人だから出される話題なんですよ。 困るのは、相手はこちらの意見を聞く気もないし、話し合いをする気もないもの。 こういう平行線以外を辿らない話題は、今年はさらりとかわし、すぐに話題を変えられる余裕を持とう〜。 このデザートもおいしかったですよ。 ナツメはクリスマスにはよく食べるドライ・フルーツのひとつ。他にもドライ・フィグもクリスマスによく食べるみたい。 それから、くるみ、ヘーゼルナッツ、アーモンドも、クリスマス時期になるとセットで出回るナッツ類。 なるほどね〜。こんなふうに使うのもいいね〜。 私がこちらでなかなかお呼ばれに行けないのは、夕食が夜8時半とか、時には9時とかに始まるから。 おなかすいて待てないの しかも大晦日のディナーだと、ふつうは朝まで続くもの。 そんなの早く寝ないと翌日辛い私には、なかなか行けないんですよね〜。 ところがこの友人は、私と同じ早寝の人。 だから大晦日のディナーとはいえ年明け前にはお開きになるから、私も彼らのところには行きやすいのです。 この日も夜11時にはお開きになり、家に帰ってシャワーから出たところで、 パン、パン、パン、パン、ドン、ドン、ドン、ドン と、外が音だけ花火でやかましくなったので、そこで年が明けたのでしょう。 そのとたん思ったのは、「新年を(一応)きれいになってから迎えられた。よかった♪」ってこと(笑) ああ私って日本人・・・
by sakanatowani
| 2014-01-03 21:34
| ごはん food
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