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   食べに行くドイツ2
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     私の実家では、昼間食べたものを帰宅してから報告するという習慣があります。
     これ、うちだけなんでしょうか?
     ずっと、どこの家もそうなんだと思っていたのですが、どうもそうじゃないらしい。
     なんて食いしん坊な家族!(笑)

     もともとは、社食や給食のメニューとその翌日の夕食のメニューが重ならないようにと、母が私たちに
     「今日何食べた?」と聞き始めたことが発端らしいのですが、私たちにとっては物心ついた時から
     「今日は○○食べたんだよ」と報告するのが習慣に。
     そんなわけで、妹と私の会話の中心は自然といつも食べ物のこと。

     「お姉ちゃん、何食べたい?」
     そんな会話から、今回、本当にいろいろなものを食べさせてもらいました。
     豚キムチ(キムチが恋しかった~!)、揚げ出し豆腐(お豆腐~!)・・・ふつうのご飯のおかず、
     そういえばそういうものもあったねえという、ふつうのおかずがおいしいんですよね。
     最後の晩には日本料理店に連れて行ってもらい、もずく酢、ゲソあげ、枝豆などなど(下戸だけど酒の肴好き)に
     お寿司もおなかいっぱい食べました。
     そして何よりも、炊飯器で炊いた日本のご飯! これはふつうにおいしかった!
     自分がふだんいかにまずいお米をふつうに食べてたのかを痛感しましたよ(泣)今の家に付属してるお鍋はおいしくご飯が炊けな~い

     日本に帰ったのは6年前に10日だけ。その前は9年前だから、こういう日本食材を口にしたのは6~9年ぶりだったわけです。
     だからもう楽しく楽しく食べちゃって、写真は全然撮ってません(笑)

     その中で、唯一写真に残っているのが、これまた恋しかったたこ焼き!

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ああ、せっかくのたこ焼きの写真がボケボケ!

     妹の旦那さんが食事会で外食の晩、妹と甥っ子2人と一緒に焼き焼き。
     たこは今住んでる街でも手に入りますが、それは丸ごと1匹の冷凍たこ君。
     ひとりでたこ1匹を全解凍というのは食べるのが大変なので手を出していませんでした。
     そしてソース味! この味って、こちらにいると恋しくなるんですよね~。
     青のりもおいしかった~。

     もし今後、外国で暮らすことがあったら、ぜひ自分だけのキッチン、自分だけの冷蔵庫を持って、
     たこ焼き機も持ってくるんだ~と心に誓ったのでした(笑) あ、あと炊飯器もね!

     そういえば、ドイツと言ったらの町の中での立ち食いヴルスト(ソーセージ)がまだ出ていませんね。
     ええ、食べましたとも!
     ひとりで美術館に行った時、「今日はドイツでの最後の昼食。これは食べねば!」と、旧市街の市場の屋台で。

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     目の前の鉄板の上では、茶色っぽいのと白っぽいのと2種類のヴルストが、次から次へとジュージュー
     焼かれています。
     お昼時だったこともあってみんながどんどん買って行く中、売り子のおばさんは私に気づいていながらも、
     さりげな~く無視していく。
     ここにはドイツ語ができない日本人は山ほどいるので、面倒だなって思ってるんでしょうね。
     そうだそうだ。こういうこと、イタリアに来て始めの頃よくあったよな~とにやっと思い出しながら待っていると、
     売り子のおじさんの方が声をかけてくれました。

     さあ、ドイツの味。ヴルストをゲットです!
     が、写真を撮ってないんです~(涙)
     それはそれは見事な「これぞドイツのヴルスト!」という姿、大きさで、写真を撮りたくてたまらない。
     でも、立ち食い用のマスタードののった小さなテーブルのところで、隣の男の子が、ジ~~~っと私を
     観察しているのです。
     もう穴の開くほどジ~~~っと(笑)
     そんなわけで、写真は撮り損なったのです。ああ、小心者・・・

     クラストはバリッと、中はふわっとした白いパンに挟まれた大きな大きなヴルスト。
     これはヴルストが主役であって、パンは添え物。
     いいえ、ヴルストを持つ手が汚れないようにのナプキン代わりにパンが存在してるように見えるのは私だけ?!

     まずはマスタードをにゅる~んとのせて・・・あ、ハチだ。え~ん、あっち行ってよ~。
     なぜ避けても避けてもついてくるの~?!
     ドイツにいると、マスターとを使うと必ずどこからかハチが寄ってくる気がする。気のせいかしら?

     ヴルストをかじる。パリッ! 肉汁がじゅわ~っと・・・
     ちょっとしょっぱいかな~。パン、パンが食べたい。が、パンのどこをかじればいいの?!
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     断面図を見てください。
     パンの切り込みが浅いのです。ヴルストの深さギリギリしかない。
     そうなると、食べられるのは、手で持ってるパンの部分だけ。でもそこは食べにくいのよ~。

     ドイツの人はどうやって食べてるのかな。ヴルストだけだとしょっぱいと思うんだけど。
     ハチと子どもの視線と戦っていて、周りを見る余裕はなかったわ。
     次回行く時は、ゆっくり周りを見回して、みんながどうやって食べてるのか観察してみよう。

     はじめはヴルストだけでお腹いっぱいになるかな? みんながやってるように、ポメス(フライドポテト)も
     頼もうかな、と思ってたけど、ヴルストだけでおなかい~っぱい。
     外出先でちょっとおなかがすいたかなというとき、炭水化物があんまり好きではない私には、ピザしかないのがちょっと不便。
     ヴルストがあったら嬉しいかもという考えが、ちょっと頭をよぎりました。

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     ツォンスに行った時も、せっかくだから食べてみましたよ。
     カレー味のケチャップがかかったカレーヴルスト。

     これはドイツ人がみんな好きなメニューだというけど、屋台では、ヴルストが細かく切られていて、そこに
     どばっとカレーケチャップがかかっているんだとか。
     これはこれでおいしかったですよ。
     でも私はマスタードだけの方が好きかな~。

     さて、いろいろ食べて大満足の今回のドイツ行きでしたが、唯一の心残りは、ドイツのでっかいケーキが
     食べられなかったこと。
     何しろ、話せる唯一のドイツ語の完全なフレーズが、「アプフェル・クーヒェン ミット ザーネ ビッテ
     (生クリームつきでリンゴケーキをください)」だという私(笑)
     ドイツの生クリームやリンゴ、ベリー類、クヴァルクをたっぷり使ったケーキが大好きなのだ。
     でもなにしろでっかい! それを知ってるだけに、パンやヴルストを食べるのに忙しくて、今回おなかが
     ケーキにまで回らなかったの。
     残念~!(泣)

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     とはいえ、パン屋さんのケーキは何回か食べました。
     これもけっこうでっかいので、数個をみんなで分け合って。
     プラムのタルトを買ったとき、パン屋さんに「生クリームはいる?」と聞かれてびっくり!
     パン屋さんでもケーキに添える用の生クリームは当たり前のように常備してるんだ~。

     びっくりしながら「いいえ、けっこうです」と答えていたら、私の次に並んでいたおじさんが英語で話しかけてきた。
     「生クリームつけないのは、スリムな体型を保つためかい?(笑)」って。
     すっかり英語が口から出てこなくなった私は、しどろもどろしながらも「こういうケーキにも生クリームを
     つけるなんて知らなかったのよ」と言ったら、ニコニコしながらおじさんは「このケーキに生クリームを添えるのは、
     僕にとっては基本だよ」って。

     ずいぶん前、やっぱり妹宅で大雪の日だけど生クリーム添えのケーキが食べたくて、妹のだんなさんに
     ケーキを買いにケーキ屋さんまで行ってもらった時のこと。
     生クリームもつけてもらえるかなあとタッパー持参で行ってもらったら、ものすごい量の生クリームを
     タッパーに入れてくれたことを思い出しました。

     今度行った時は、絶対絶対、ケーキを食べよう~!


                               イラスト中のフォントは、あんずもじを使わせていただきました。




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     私の滞在中に、6歳の誕生日を迎えた甥っ子2のバースデーケーキ。
     直前に買った濃厚なギリシア・ヨーグルトとふつうのヨーグルトを使ったイチゴのケーキ。
     私のイタリア土産(笑)の小人がついた楊枝を飾って。

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     そして、学校に持って行ったお誕生日のマフィン。
     飾り付けは甥っ子2のリクエストで、本人と私、妹の3人でやりました。

     こういうものが食べられる機会があるのは、子どもがいる生活ならではですね。
by sakanatowani | 2012-09-23 20:59 | 旅行 trip
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