キュウリ、キュウリ、ピクルス
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空の写真もキュウリの葉っぱ越し。もうキュウリに夢中(笑)

     このところ、早起き、がちょっとしたマイブーム。
     とはいっても、6時とか6時半ですが、この静かな時間から起きだすと、自分が穏やかな状態で1日を始められる感じが
     気に入っています。

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     朝起きてまっ先に見るのはキュウリ。
     どんなに大きくなってるかな〜。たくさん実はついてるかな〜。なんて花がきれいなんだろう。
     ところがキュウリはたくさんついているのに、花まで必ず咲くのに、半分以上はそのまま枯れてしぼんでしまう。
     たぶん栄養不足。
     なんたって、私の背丈ぐらいまで大きくなってるのに、土はイチゴパックの大きさですから。

     ちっちゃく並んで花をつけているキュウリの赤ちゃんたちを見ていたら、「このまま枯らしたくない!」と
     いてもたってもいられなくなって、ある朝バスに飛び乗り、機内持ち込みサイズのキャリーケースを持って
     土を買いに行ってきました(土は重いから手持ちじゃ無理)。

     今はイチゴパック3つ分に1株が植わっています。
     ちょっと元気になってきたキュウリ君。でもちょっと勢いがないかな。
     実をたくさんつけ始めた今、やっぱり地植えではないので、肥料をやらなくてはいけないようです。
     今週あたり、BIOの肥料を探しにいってみよう。

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持っているだけで、キュウリのとげが手のひらに刺さって痛い。とげ抜きが必要なことも

     それでもけなげなうちのキュウリ君。大きくなる実はぐんぐんと、びっくりするぐらい急激に生長します。
     そこで10日ぐらい前、収穫が6本まとまった日、ポーランド風キュウリのピクルス作りに挑戦!

     ポーランド風キュウリのピクルスには、酢が入らない。
     そう、キュウリの種をポーランドから送ってくださったydonnadieuさんから聞いていました。

     どうやってつくるのかなあとレシピを検索。ポーランド語はわからないのであきらめるとして、せめて英語でも、
     と思っていたら、見つけたのは『北へ行く猫』のchickpeaさんレシピその1その2
     実は今はワルシャワにお住まいのchickpeaさんご一家がヘルシンキにいらっしゃったころから、密かに(笑)時々
     読ませていただいていたブログ。
     この偶然にちょっと驚きながらも嬉しくて、今回、リンクをお願いしたのでした。
     chickpeaさん、レシピ、どうもありがとうございます!

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     面白いのは、酢を入れず自然発酵で作るピクルスの防腐剤として、サクランボの木の葉を使うというところ。
     う〜む、ここでは手に入らないぞ・・・。

     chickpeaさんは代用として使えるぶどうの葉かオークの葉のうち、オークの葉を使われているけど、
     それも入手は難しい。
     ないものは仕方ない。ここで道ばたに落ちてる葉っぱを入れて腐敗させるのも嫌なので(当たり前)、
     これは防腐効果も期待できる乾燥ペペロンチーノで代用することに。

     もうひとつ必要なのがホースラディッシュ。
     これはこの辺では冬、ボッリート(肉のかたまりと野菜を煮込んだポトフのようなもの)と一緒に食べるので
     あるのだろうけど、このところの市場で見かけた覚えがない。
     なのでchickpeaさんにならって、タマネギで代用することに。

     あとはキュウリをスパイス類と一緒に清潔な瓶につめ、塩と砂糖を沸騰させて溶かしたお湯をそこにドボドボ。
     ふたをしたらひっくり返してしばらく置いて、あとはそのまま自然発酵を待って、1週間後には出来上がり、のはず。

     防腐材代わりの葉っぱを入れてないのに常温に放置するのは心配だけど、発酵をさせなければいけないし、と
     とりあえず日光が当たらない戸棚の中に入れてみた。

     当日、気になる。どうなってるかな。

     翌日、気になる。見る。うん、ちょっと濁ってるみたいだけど変化なし。

     3日め、気になる。戸棚をあけた。うわっ、臭!

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こんなにいっぱい実がつくんですよ。でも大きくなるのはそのいくつかだけ

     腐ったにおいよりももう少し弱い、でもいい香りとはいえないにおいの液が、あたりに流れ出している。
     どうやら発酵が進んで出たガスで、しっかり閉め切っていなかったふたから漏れだしたよう。

     きゅうりが〜!
     それがいちばんに頭に浮かんだこと。
     キュウリはどうなってるんだ。だめなのか。もう腐ってしまったのか。

     ふたを開けてキュウリを出してみる。
     色は少しくすんでいるけれど、まだ固くて腐ってはいないようだけど。
     食べてみよう(え?!)
     だって、うちのキュウリ君、ただただ捨てちゃうなんて嫌だ(ただ食い意地が張ってるだけかも)

     くさい。けど、食べられるよ。結構おいしいかも。まだ浅漬けすぎるって感じ。

     ともかく食べられるのはわかった。くさいけど。
     おなかも壊さないだろう(私は鉄の胃と腸を持つ女)
     キュウリ君を捨てるなんてできない。やっと5本も集まったのだから。

     と、キュウリ君たちは輪切りとなって、消毒にもあるであろう(笑)沸騰させた酢水の中につけられて、
     今度は冷蔵庫に保管されたのでありました。

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     それにしても、あの匂いのもとは何なのか。
     臭いけど、鼻が曲がるほどではなく、タマネギのごくごく腐り始めのような、言ってみれば吐瀉物のような匂い。
     (汚い表現でごめんなさい〜!)
     つまり、発酵は進んでいたのだ。ガスでふたがゆるんだほどなんだから。
     う〜ん。
     そういえばあの匂いには、ぬか漬けの匂いにも似ている気がする。
     すでに遠くの方になってしまったぬか漬けの匂いの記憶をくすぐるような匂いでもある。
     あまりにもぬか漬けから離れて、私はぬか漬けを臭いと思うようになっちゃったのかしらん。それがあの匂い?

     ポーランドで食べたピクルスは確かにおいしかった。
     でも再現できるほど、注意深く食べもしなかったし、そんな舌も持ち合わせてない。
     やっぱりまた食べにポーランドに行かないとな〜。

     そんな食い意地の張った自問自答をしながら1週間後、この日曜日にまたポーランド風キュウリのピクルスを
     作ることにした。
     2度目の挑戦。

     もしかしたらタマネギが気になる匂いの原因だったかもと、今度はタマネギ抜きで。
     その代わりに、ふと思い出した棚の奥に大事に大事に長年貯蔵されていた(賞味期限が切れすぎたとも言う)
     わさびの粉を入れてみよう。
     賞味期限は遥か昔だけど(一応、21世紀ものです・笑)、粉のままだから大丈夫だろう。
     食べるのは私だけだもの。
     だいたい日本の市販のわさびはホースラディッシュで代用されてるんだから、むしろ今回の方がレシピに正当だと言えるわ。

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     折しも咲き始めたプランターの小さなディルの花と、7本のミニキュウリ君、マスタードシードとコリアンダー
     シードを入れて、今回はサクランボの葉ならぬベイリーフの葉を入れてみた。
     ちょっと多めの塩とちょっとの砂糖を溶かした沸騰したお湯を、前回より心持ち多めに、瓶の口一杯まで
     入れて、ぎゅ〜っと、ぎゅ〜っとふたを閉め、冷めるまで逆さに。

     これ書いてて気がついた!
     にんにくを入れ忘れたよ!(爆)

     今回のピクルス、2日めの今朝は、まだ静かにお休み中。
     先週より気温が数度下がったから、発酵にも少し時間がかかるだろう。
     でも今日からまた気温が上がるともいう。
     2度目のポーランド風キュウリのピクルス作り、どうなりますことやら。

     chickpeaさんも、初めてつくったとき、2瓶のうちひと瓶が、私と同様の状態になったそう。原因は未だ不明。
     ということは、あれはあれでよかったんだな。

     そんなやりとりをしているところに、ミニキュウリの種をポーランドから送ってくださったydonnadieuさんが、
     グッドタイミングでキュウリのピクルスの記事を書いておられます。
     本物は、こんなふうなんですよ。
     おいしそうでしょ?

     さて次の収穫時には、どんなものを入れてピクルスを作ろうか。
     あくまでも自然発酵のポーランド風ピクルスを自分で作ってみたい。
     私の実験はまだまだ続きます。
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by sakanatowani | 2012-07-24 18:00 | ごはん food
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