毛糸の靴下
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     毛糸の靴下(靴下カバー?)を編みました。

     今まで愛用していた毛糸の靴下がぼろぼろになってしまったので。
     私の部屋は、足元がとても冷えるので。
     そして、何も考えずに何かをつくりたかったので。

     夕食後、いつものように映画のDVDを観ながら、頭を使わないで手だけ動かすのにぴったり。

     家にたまたまあったあまり毛糸でつくったので、色の組み合わせも分量も適当だけど、
     足を温めてくれるには十分でしょう。

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     この赤と茶色の混ざった糸を見ると、小さい頃読んだ『とんがとぴんがのぷれぜんと』
     (西内みなみ・さく、司修・え/こどものとも153号 福音館書店)という絵本を思い出します。

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     自分の本棚を調べてみてびっくり。ありました、この本。
     そうなんだ、こっちに持ってきていたのか〜。

     東欧のちょっと薄気味悪い雰囲気もあるような絵。
     外国のイラストレーターのものだと思っていたら、日本の方だったんですね。
     なんだかちょっとエッチングで描かれたもののような気もします。
     とても興味深い絵。

     残念ながら書店ではもう手に入らないようですね。
     調べて見たら、数年前に別のイラストレーターの方で40年ぶりに大改作され、『とんがとぴんがのプレゼント』
     として出ているようです。
     改作版のイラストレーターのスズキコージさんも、私の大好きなイラストレーターのひとりですが、
     私の中の『とんがとぴんがのぷれぜんと』は、あの昔の文体、そしてあの司修さんの絵の本なのです。

     この司修さんという方、この小説家で画家で装丁家の司修さんなのでしょうか。
     「こどものとも」で毎月送られてくる本には、お家の方へという小さな紙片に、作家とイラストレータの
     略歴などが書かれたものもあわせて送られてきていたと思います。
     でもそんなものはこどもの私がとっておくはずもなく、たぶん母が読んでそのままどこかへいって
     しまったのでしょう。

     大人になって、絵本を描きたい、美術に関わっていきたいという今、そういう私を育ててくれた作家、画家の
     方たちのことを深く知るために、ああいった紙片が残っていたらなと思うのです。



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     これが今まではいていた毛糸の靴下。
     何年か前のクリスマス、(どこかの国の人の)手編みのものなのよと、その頃お世話になっていた家のお母さん
     からいただきました。
     模様編みになっているので、分厚くて温かい。
     何度も補修してきたけど、2シーズンでダメになっちゃった。

     もうぼろんぼろんだけど、きれいな模様なので、記念に写真だけ残します。
by sakanatowani | 2012-04-29 18:29 | 手作り handmade
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