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     芽が出ましたよ〜
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     先日種を蒔いたディル。
     今朝見たら、細長いもしゃもしゃした芽がいっぱい出ていました!

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     ミニきゅうりも、いかにも「芽」という形のかわいい葉っぱが。

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     クレソン第2弾はいちごのパックで^^
     これは種蒔き後2、3日で発芽するし、成長が早い!
     先日、本葉が2、3枚出たところで食べましたが、しっかりクレソンの味。嬉しい。

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     同じくいちごパックでつくってるイタリアン・パセリ。
     うんうん、パセリっぽくなってるね。

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     コリアンダーはなぜか地を這い(笑)、一昨年のこぼれ種から出てきた嬉しいサプライズの紫蘇も順調。

     暑くなったと思ったら豪雨が続き、また暑くなり、また大雨、というこの頃ですが、
     ベランダの植物たちは、少しずつ成長しています。
     毎日少しずつ大きくなっているのを見るのは、とっても嬉しい。
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by sakanatowani | 2012-05-27 21:22 | プランター planter
   不思議な出来事
     市場に行こうとバス停に向かって歩いていると、「すみません〜」と声をかけられた。

     日本では勧誘なんかは無視して歩き去る人が圧倒的だけど、イタリアでは、最後は結局断るにしても、
     みんなけっこうちゃんと話を聞くんだよねえ。
     なんて考えが頭を一瞬よぎり、ふだんは絶対にしないイタリア式で今日はいってみようかという気になって、
     (また新興宗教の勧誘かしらん)と思いながらふと見ると、声の主は、私より小さな人。

     ほぼ真っ白な髪を低めのシニヨンに結って、淡いピンクっぽいスーツにブルーグレーの模様のスカーフをした、
     ふっくらとしたかわいいおばあちゃま。

     ああ、しまった。やっぱり新興宗教の勧誘だ。でもふたり組でもないし、パンフレットも持ってないなあ。
     そうとまどう私に向けて、このお婆ちゃまが口を開く。

     「あのね、お願いを聞いて下さる?
      あの家にね、この袋を渡してきてくれないかしら」

     え?

     「○○というそこのお家。
      私は姿を見せない方がいいの。
      だからお願い。この袋を『アドリアーナのかわりだ』といって渡してちょうだい」

     そう言って、彼女は私に小さな紙袋を手渡した。

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     彼女が私に声をかけたのは、ある家の前。
     ここらへんでは珍しく塀がなく、生け垣がうっそうとしている家。

     あまりの唐突な思いがけないお願いに、「いいですよ」と言いながらも不思議というかシュールな気持ち。
     見知らぬ人。しかも明らかに外国人の私が袋を渡して、気味悪がられないかしら。
     そんなことを考えながら、その家のインターホンをならす。

     「はい。どなたですか?」男性の声。
     「アドリアーナのかわりに、袋を届けに来ました」
     「ちょっと待って下さい」

     おばあちゃんは、その家の生け垣に隠れるようにして、私の様子をうかがっている。
     「出て来るって?」そう、おばあちゃんは小声で私に聞く。
     私が「はい」というと、満足そうにうなずきながら、「コーヒーをごちそうするわね?」と。
     それには「いいえ、けっこうですよ」と答えながら、またしばし待つ。

     「はい。どなたですか?」インターホンから今度は女性の声が聞こえる。
     「アドリアーナのかわりに、袋を届けに来ました」
     「・・・ああ。わかったわ。出ていかせます」ちょっと嫌そう。

     ガチャ。今度は門の鍵が開けられた。
     こちらの家は、室内のインターホンについているスイッチから外の門の鍵が開けられるのだ。

     見知らぬ人の家の門をそ〜っと少し開け、玄関への通路に一歩入ってみる。
     左には小さいがうっそうとした緑の庭があり、玄関の扉前には数段の階段がある。

     ハエが何匹もぶんぶん飛んでいてうるさい。
     なんでここにだけこんなにいるんだろう。

     待っているが、誰も玄関には出てこない。

     しばらくすると、玄関横の開いた窓に人陰が。
     「そこにいるの?」

     玄関ポーチの柱に隠れて誰か見えないので、思いきってあと数歩前に。
     すると玄関横の窓から、真っ白な髪を高く結い、きれいな明るい水色のカーディガンを羽織ったおばあさんが
     こちらを見ている。さっきの声とは別の人だ。

     「こんにちは。あの、アドリアーナのかわりにこれを」
     そういって私は袋をおばあさんの方に差し出す。

     「サインをした方がいいかしら?」とおばあさん。
     「いいえ。あの、あそこのシニョ−ラに頼まれたので・・・」と、自分の後ろ、おばあちゃんのいる生け垣の方を
     指さしながら、ちょっとしどろもどろになって説明する。

     「じゃあ、さようなら」
     「さようなら。ありがとう」

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     自分が何をやっているのかよくわからないような、ぼんやりとした気持ちで門から出ると、
     さっきのおばあちゃんが手を胸の前で合わせながら「どうもありがとう」と言う。

     「いいえ、どういたしまして。じゃあ、さようなら」
     「さようなら」

     そう言って数歩してから振り返ると、おばあちゃんは私ににこにこ微笑みながら、大きな投げキッスをした。


     イタリア社会は、人はもともとだますもの、だまされた方がバカなんだという社会だと感じる。
     だから他人は疑ってかかるのが基本だ。
     でも時々こういうふうに、見知らぬ私をいい人だと信じているかのように接触してくる人に出会う。
     もし私が悪い人だったらどうするの?
     たまたますれ違っただけで、こんなことを頼んじゃって・・・。(イタリア人として)大丈夫?
     そんな気がしてしまう。

     日本は、みんなよい人だと私たちは一般的に思っている社会だと思う。
     でも、たまたますれ違った人にものを頼むようなことはしないだろう。
     そんなことをしたら、頼む人も、頼まれた人も、お互いに相手を「なんなんだろう、この人?」と疑う、
     不審に思うんじゃないだろうか。
     見知らぬ人が届けものといって、自分の家の敷地内に招く人もいないだろう。

     こんなところがイタリアと日本、考え方が逆転してるなあと思う。

     おばあちゃんに頼まれた紙袋には、「キアラへ」と書かれた紙がはりつけてあった。
     頼んだおばあちゃんがアドリアーナで、受け取ったおばあちゃんがキアラなんだろうか。
     どうしてふたりは会って渡せないのだろうか。

     キアラおばあちゃんは紙袋を受けとっても嫌な顔はしなかった。
     ということは、ふたりのおばあちゃんの間に何か問題がある感じではない。
     じゃあ、キアラおばあちゃんの家族、あのインターホンに出た人たちが、アドリアーナおばあちゃんに
     キアラおばあちゃんが会うことを嫌がるのだろうか。

     喜怒哀楽の感情は出すもの。
     嫌だったら嫌だって言うし、そういうのはまわりも巻き込んで態度も出すもの。
     そういう人たちだから、ここでは家族の感情渦巻くドラマに事欠かない日常だ。

     アドリアーナおばあちゃんとキアラおばあちゃんをめぐる人間関係にも、そういうドラマがあるのかしら。
     でも、ここで「ふつう」の考え方は、私には想像を絶する考え方だったりすることも多々あるから
     イタリア人はわからない。まあ、それはお互いさまだと思うけど。
     だから真実は、私の想像とはまったく違ったりするんだろうな。

     あのおばあちゃんたちが実はものすごいワルだったりね(笑)
     そして私は、面倒な感情ドラマに巻き込まれていたのかも?
     はっ!そうか!人を簡単に信じ過ぎるのは私の方かも。だからふだん思いもかけない面倒によく巻き込まれるのかも(汗)

     (ひとりごと)
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by sakanatowani | 2012-05-25 17:46 | ひびのこと diary
   ああ、楽しかった♪
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     現在、5月21日、午前12時30分のイタリア。
     ほぼ日イトイ新聞の「金冠日食を日本各地からテキスト中継」でドキドキしながら楽しんでいます。
     お祭り大好き人間なので^^

     最近疲れているしストレスもあるせいか、この日曜の午後中また寝てしまった。熟睡。
     けっこう降り続ける雨の音を時々聞きながらも、昼食を食べてからベッドの中で本を読みつつ寝込んじゃって、
     はっきり意識が戻ったらもう夜の8時だった^^;
     夜も寝てるけど、奇妙な夢や悪夢で目が覚めたりとかしてるから、よく寝てないのかもね。
     もう3週続けて日曜日に寝続けてるわ(汗)

     本当ならもうとっくに寝てる時間だけど、午後中寝てたんから、もうちょっと日食中継見ちゃおうかな〜。
     でももうちゃんと眠いな〜。寝ないとな〜。
     なんてうだうだしながら、日食の中継を見続けて、ほほ〜、わくわくと楽しんでたりして。

     そういえば以前、東京に住んでた時に日食があって、アパートのベランダで、ピンホールをつくって日食を映して、
     ひとりで盛り上がったな〜とか思い出した。

     ああ、もう1時を過ぎちゃった。いくらなんでももう寝ないと。
     日食の山場も過ぎたようだしね。 

     インターネット越しとはいえ、きれいだった。ドキドキした。
     この世は不思議なものがいっぱいあるね。

     さて、明日は朝から丸1日版画工房の日。
     最近ちょっと心に引っ掛かることがあって前に進めなかったけど、きれいなものを見て、
     ちょっと考えるところもあって、気持ちも切り替えられそうな気分。

     日食を直接見られた日本の方、どうでしたか?
     みなさんのコメントやブログで見るの、楽しみにしています。

     では私は再び(笑)ベッドへ。
     おやすみなさ〜い。
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by sakanatowani | 2012-05-21 08:15 | ひびのこと diary
   頭巾キャベツのコールスロー
     こちらの今朝早く、北イタリアのボローニャ周辺で大きな地震があったとのこと。

     私は大丈夫、元気です。
     ご心配していただいた方、ありがとうございます。

     ここはだいぶボローニャとは離れているので、地震にも気づかずグースカ寝ていました。
     テレビもないので、地震のことは、遠く離れた国から心配して下さった方のコメントで知ったのんき者。
     こちらの新聞サイトで被害の写真を見てびっくりし、先ほど、大きな被害のあったあたりに住んでいる
     友人とも連絡がとれて、ホッとしているところです。

     やはり地震についてはとても心配してしまいますね。
     それと同時に、穏やかに今日を過ごせること、大事に思っています。

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     さて、こういう時は、気持ちにも元気が出るビタミンカラーの食べ物を^^
     なんということはないコールスローです。
     (私のカメラだと、鮮やかな色が出なくて残念!)

     これに使ったのは、カーボロ・カップッチョ(cavolo cappuccio)と呼ばれるキャベツ。
     カップッチョって、頭巾やフ−ドのこと。
     ということは、このキャベツは「頭巾キャベツ」!(笑)

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     こ〜んなにみっしり葉がつまってるんですよ。
     だから1枚1枚はがして切るなんて無理。私はザクザク端から切ってしまいます。


     さて、こちらは日曜が始まったところ。
     日本では翌朝の金冠日食に、みんながそわそわしているのでしょうか。

     日食で始まる新しい一週間。
     私たちをどんなワクワクが待っているんでしょう^^
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by sakanatowani | 2012-05-20 19:24 | ごはん food
   ポーランドからの贈り物
     ご無沙汰してしまいました。
     実は前回の記事の翌日から突然、快晴&気温が上がり、ポプラと菩提樹の綿毛が吹雪のように
     一気に飛び始め、花粉症の私は、急な激しいアレルギー反応に発熱してダウン。
     翌週は一気に気温が下がって今度は風邪、と、ちょっとヨロヨロな日々でした。
     でも抗ヒスタミン剤を味方に、多めに睡眠をとるようにして、今は元気にしています。

     そんなあんまりぱっとしない日々の中、すごく嬉しいことが^^
     一昨日、ポーランドのydonnadieuさんから、ディルの種が届きました!
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     昨年、ポーランド料理に欠かせないディルのお話に、「イタリアにはディルがないんですよ〜」とコメントした
     ところ、それを覚えていて下さって、今年の種蒔き時期に送って下さったんです。

     すごくうれしい!
     どうもありがとうございます!^^

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     送って下さったのは、ディルが2種類とピクルス用の小さなきゅうり。
     ポーランドでは、このきゅうりとディルを使って、秋にピクルスをつくるそう。

     ほほ〜。おもしろそう!試してみたい!
     ベランダ・プランターでもできるかな〜。

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     ということで、夕べ、種を湿ったキッチン・ペーパーに包んでおいて、今朝、種蒔きをすることに。
     ちょうどいいことに、今朝はどんより曇り空。小雨も降って、種蒔きにはいい日です。

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     さて、どうやって蒔くのかな?と、種の袋の裏を見ると・・・
     子音が連なるポーランド語がずらり。絵が頼り(笑)
     ここまで想像もできない言葉だと、かえってそれが楽しくて、いつまでも眺めてしまいます。

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クレソンもこんなに大きくなったので、今晩のサラダに

     これからは、これらもベランダ・プランターに仲間入り。
     ディルくんやミニきゅうりくんにはちょっと暑いかもしれないけど、ここでもうまく育ってくれるといいな。
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by sakanatowani | 2012-05-18 23:57 | プランター planter
     春(ふたたび)近し?
     3月末の花いっぱいの春がうそのように消えてしまったこの1か月半。
     いまだ20度にとどかぬ雨かどんより曇りの毎日に、「あの春はどこにいってしまったのかしらん?」と
     不思議な気持ちになります。

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     それでも少しずつ暖かくなっているようで、プランターにたくさんの芽が出てきました。
     毎朝のぞきこむプランターの中の花模様にも見える新芽たちがかわいい^^

     これはCressonという袋の表示に思わず手にとったもの。
     クレソンのあの味が無性に恋しくなるのですが、でも日本でいうクレソンは、たしか水のきれいなところで
     育つものではなかったでしたっけ?どうやら「水のきれいなところで育つ」は俗説のよう。

     種の袋の写真によると、どうやらこのCressonはカイワレダイコンのように、長く育った芽を食べるものらしい。
     あのクレソンは仏名Cresson de fontaine、このCressonは仏名Cresson,Alenois commun(eの上にアクセント記号。種の袋より)
     どんな味なのかな。楽しみです。

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     ぴょーんと出てきたコリアンダーには本葉が!
     この夏にはアジアごはんに活躍してくれそう。わくわく。


     金曜日、やっと自然科学イラストの課題データを(ほぼ)提出し、ほっと一息。
     ほぼ、というのは、私が提出したpdfファイルが教授のお気に召さず、jpgで再度金曜日に提出することに^^;

     その課題を描きつつ、ちょっとひと休み(逃避、ともいう・笑)のときに、ふと思いついて、
     先日の傷んだ毛糸の靴下に底をつけてみました。

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     あの記事の写真を、底は傷んでいるけど上側はまだこんなにきれい、と眺めていたら、底に柔らかい皮をつけた
     毛糸のルーム・シューズとかあるなあと思いつきました。

     皮を買うことまではしなくても、底を補強したらまた生き返りそう、と、古くておしりの擦り切れたコーデュロイ
     のパンツの裾をチョキン。靴下の底の形に適当にあわせて切り、ちくちく。

     「おつかれさま」と書いたけど、これでまたもう少し活躍してくれそうです。
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by sakanatowani | 2012-05-06 18:09 | プランター planter