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   寒っ!冬がきた〜
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数日前の朝に、急に冬が来ました。

外はみんな真っ白白。

朝の最低気温、マイナス8度だって。昼間も4度。

外歩いてると、寒さで顔が痛いよ。

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この街は夕方から夜に霧が立ちこめるので、急な寒さで霧が全部霜になっちゃうんだね。

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金属の柵も霜だらけ。

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葉っぱもみんな真っ白白。

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公園の地面もみんな真っ白。



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やっぱり寒い方が冬らしい^^

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by sakanatowani | 2012-01-19 02:51 | 季節のこと season's | Comments(14)
   プレゼーピオ2
     前回は、長い長い記事で失礼しました^^;
      なんだかクリスマスの思い出を書き切ってしまいたくって。おかげですっきり。
      もし全文読んで下さった方がいらしたら、どうもありがとうございます!

      本当は、1週間前に登稿しようと思っていたこの記事。
      とっくにクリスマス・シーズンは過ぎてしまいましたが、素敵なものをたくさん見たので、遅くなりましたが、
      ここに載せることにしました。またおつきあいください。


     月曜から美大がまた始まりました。
     久しぶりの友人に、「明けましておめでとう」のつもりで「ブォナンノ〜(Buon Anno)」と言ったら、
     「ありがとう。ブォナンノ!」と返されました。
     ん、ありがとう?
     イタリア語のブォナンノは、年末に言えば「よいお年を」、年始に言えば「明けましておめでとう」のつもりで
     言っていましたが、実際は、「あなたにとって、いい年になりますように」の意味なんだ〜って、今さらながら
     実感した今年(笑)


     1月6日は、エピファニア。
     イエス様のところに東方の三博士が到着してお目にかかった日という祝日です。

     ところがこの日イタリアでは、魔女ベファーナがほうきにのって、いい子の靴下にはお菓子を、悪い子の
     靴下には炭のお菓子を入れていってくれるのです。
     なんだかちょっとサンタさんも混ざったようなお話^^
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ウインドーにはニコニコ顔の魔女ベファーナがいっぱい

     このベファーナが持ってくる炭も実はお菓子。黒い軽石状になったお砂糖です。
     その昔修学旅行で行った富士山のお土産屋さんで見た溶岩飴(だったかな?)にそっくりなんです。
     こんなとこで再会するとは!
     うっかり買い損ねてしまったので、実物を見たい方はolivolivoさんの記事をご覧ください。
     olivolivoさん、どうもありがとう!


     この日でクリスマス・シーズンも終わり。
     プレゼーピオもまた、1年後までしまわれます。
     今年はいくつかの教会に見に行ったので、写真が多いですが、いろんなプレゼーピオをご紹介します。
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     前回ご紹介したルッツァーティのプレゼーピオにもイエス様が。
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まわりには、糸を紡ぐ人や漁師さんもいます

     アドヴェントカレンダーも全部開きました。
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     アパートの入り口のクリスマスツリーの下に置かれるプレゼーピオ。
     各家庭でつくるプレゼーピオは、こんな感じです。
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     クリスマスの休日には、プレゼーピオを見に、あちこちの教会に行ってみました。
     この街でいちばん大きく、機会仕掛けで動く木製のプレゼーピオ。1900年代初頭のものです。
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人影で、その大きさがわかりますか?左側にはこの倍ぐらいさらに情景が続いています
    
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     イエス様の回りには、みんなが祝福にやって来て・・・肝心な部分なのにボケボケ^^;
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     町の人々もおじぎをし、
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     その左側には、人々の日常生活の様子が広がります。
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夜にもなります。右側の動物の頭は、修理、修復の際に取り出されたもの。木彫りの素朴な人形です


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     ドゥオーモ(その町でいちばん位のある教会)のプレゼーピオは美しく
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     祭壇の横には、クリスマスミサの時にみんなに拝まれたであろう、等身大の聖家族のプレゼーピオ。

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     その昔、王様の教会であったところには、天使ガブリエルがマリア様に受胎告知をする美しい彫刻とともに
     こんなプレゼーピオが。

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左のほうに、イエス様の生まれた馬屋の上の天使を仰ぐ人形の陰が見えますか?
     私がよく行く教会のものは、信者の灯すロウソクとともに。

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     こんな素敵な等身大の木彫りのプレゼーピオにも出会いました。

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     最後はパン屋さんのウィンドーいっぱいに飾られたプレゼーピオ。

     イエス様のお生まれになった馬小屋は、上の段の左から2番目。
     このプレゼーピオは、1段目のお店の様子の部分が大きいですね。
     大工さんに八百屋さん、羊飼いや鶏に餌をやる人。そして大きな大きな「パン屋」の看板^^


     こんなふうに、教会だけでなく、パン屋さんも仕立て屋さんも、銀行でもプレゼーピオを飾ってあるのを
     見かけたことがあります。
     みんながイエス様の誕生日であるクリスマスを、こんな形で楽しみに待ち、祝うというのが、イタリアの
     クリスマスのもうひとつの表情です。
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by sakanatowani | 2012-01-16 00:53 | 季節のこと season's | Comments(2)
   クリスマスの思い出3
     毎年クリスマスが来て、みんなが家族と過ごす雰囲気を横目で見ながら、大晦日になると「さあ、お正月だ」
     って日本モードがぐっと入る。
     なのにまわりは花火をあげ、パネットーネにスプマンテの年越しパーティにワクワク出かけ、私は花火の音を
     聞きながら静かに年越し、そして元旦に小さなお節もどきをつくっている時、まわりは明け方まで騒いでいた
     のでみんな寝ていて街は静か。
     そんなまわりとちょっとずれた感覚でおもしろいな〜と思いながら、いつもこの時期を過ごしています。
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     もともとクリスマスは「家族の行事」なので、行事やメニューはその家族の出身地によって違います。
     またトリノは、70年代にここを拠点とする大自動車産業の発達のため、南イタリアからの労働者が多く
     集まった街。
     その人たちがここに住み続け、それぞれの出身地の習慣を守って生活しているので、クリスマスのいちばんの
     ごちそうを食べる日が25日の昼の家族もあれば夜の家族もあり。
     またパートナーの家族へのおよばれもありますから、それが26日の昼だったり夜になったりと、
     クリスマス前はそのスケジュールの調整に忙しそう。

     基本的に24日は肉食を断つ意味で魚を食べ、25、26日はごちそうというところが多いようですが、
     南の方ではクリスマス当日も魚を食べるところも多いそう。
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     プリモで食べるパスタも、日本のお雑煮が各地で違うように、その家族の出身地よって違います。
     ペルージャあたりでは、トルテッリーニというラビオリの一種をブロード(具なしスープ)に入れたもの。
     ここトリノでは、トリノ方言でタヤリンとよばれるタリアテッレ(幅3〜4㎜の細めのきしめんタイプのパスタ)
     や、小指の指先ほどの小さなラビオリ・アル・プリンが食べられます。
     このラビオリ・アル・プリン。その昔は、前日の肉のローストや冬のこの地方の定番メニューである茹で肉の
     残りを詰めてつくられていたもの。
     数年前に居候させていただいていたお家では、クリスマスの数週間前から、おばあちゃんがひとりでこの
     ラビオリ・アル・プリンを手作りするのを、毎週日曜日に孫がお手伝いにいって、クリスマスを当日までに
     10数人分を準備していました。

     イタリアに住んで家庭のイタリア料理を知れば知るほど、イタリア料理というのは、世界で絶賛されている
     レストランで食べられる料理とは全く違う、農家や狩人、漁師さんたちがけっして楽ではないふだんの生活の
     中で食べられていたもの、クリスマスなどの行事のたびに工夫してできるだけの料理を家族みんなで味わった
     ものが、今でも食卓に並んでいるんだなあということを思います。
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     お腹いっぱいの思い出(長〜いので、興味のある方だけどうぞ)
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by sakanatowani | 2012-01-06 07:05 | 季節のこと season's | Comments(6)
   クリスマスの思いで2
     日本は三が日も過ぎて、お正月も終わり〜!って感じでしょうか。
     こちらは2日から平日で仕事は始まってる、でも6日の祝日まではクリスマス・シーズンという
     宙ぶらりんな時期です。
     でも「たくさんごちそうを食べるシーズン」という意味では日本もイタリアも一緒。
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パネットーネと、トロンチーノ(手前)。トロンチーノはアーモンドの入ったヌガーでシチリアのクリスマスのお菓子

     イタリアのクリスマスといえばパネットーネ。
     思い返せば大学生の時、パネットーネの試食販売のバイトを東京のデパ地下でしたことが。
     試食したおじさんに「あんパンの方がいいね」って言われました(笑)
     まさかそのウン十年後にイタリアに住んで、パネットーネを食べるクリスマスを向かえていようとは、
     夢にも思わなかったなあ。

     このパネットーネ、11月から店頭に並び始め、朝食に甘いものを食べるイタリアでは、この時期
     パネットーネが朝ご飯というお家も。
     もちろんパン屋さんでつくられているものの方がスーパーのものよりもおいしくって(お値段も高くって^^)、
     レーズンやフルーツの砂糖漬けが入った伝統的なものから、レーズンなしのもの、砂糖漬けなしのもの、
     マロングラッセ入りなどなど、バリエーションも様々です。

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パン屋さんのウィンドー。白いのがパンドーロ

     もうひとつのこの時期のお菓子は、パンドーロ。
     形は逆さにしたバケツ型、上から見ると星の形をしています。
     何も入ってないパネットーネという感じなのですが、イタリア人にそれを言ったらもう大変。
     「全然違うものよ!」と言われちゃいました。
     実はパネットーネよりももう少しバターが多く入っています。
     粉砂糖の小袋がついていて、パンドーロが入っているビニール袋に粉砂糖を入れて、ビニール袋ごとザクザク
     揺らし、パンドーロの表面に粉砂糖をまぶして食べるのです。(写真のは、もうお砂糖がかかってますね)

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     イタリアに来た最初の年。ペルージャでクリスマスの昼食に招かれました。
     日本のように、全てのメニューが見えるわけではなく、食べる先から次から次へと新しいお料理が運ばれてきて、
     いったいいくつお料理が続くんだろう〜と思いました。

     それからお肉。何種類もの前菜のあと、もうお腹はかなりいっぱいなのに、とり肉、豚肉、牛肉、猪肉
     (ペルージャは猪肉を食べる地域)のローストが出てきて、「さあ、どれとどれを食べる?全部?」と聞かれて、
     「わ〜、こんなお肉ばっかり〜〜〜」ととまどいました(笑)

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     実はこのクリスマスの昼食、どなたのうちに招かれたかも覚えていないのです。
     知り合いもいないイタリアに来たはずなのに、なぜ家族で過ごすクリスマスにおよばれしたのか。
     言葉もまだたいしてできない外国人の私をよんでくれたのはどなただったのか。
     覚えているのは、白い白い壁に濃い茶色のシンプルな家具のおうち。「全員で13人だから、テーブルを
     子どもと大人の2つに分けたのよ」13人で1つのテーブルを囲むのは縁起が悪いとされていますと言うにこやかな
     50代ぐらいのシニョーラのおぼろげな顔だけ。

     夜には車に乗って、郊外の小さな村の大きなお屋敷へ。
     たぶん昼食に招いて下さったお家の方の知り合いへのクリスマスのごあいさつだったと思うのですが。
     クリスマスのお菓子を食べ、この時期にみんなでやるイタリアのビンゴに似たゲーム、トンボラをやりました。

     このお家の方に「トンボラは知ってる?」と聞かれて、「(語学)学校で数字を覚えるのにトンボラを
     授業でやったから知ってます」と答えた覚えがあります。
     そしてこのゲームの時、33が出た男性が「ジェス(Gesu' イタリア語でイエス様のこと)だよ」と言ったこと。
     イエス様は33歳の時に、十字架にかけられたのですね。だから33=イエス様。
     33という数字にイエス様をすぐ思う。キリスト教の国に来たんだなと思いました。もし数字が違っていたらごめんなさい

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     そして帰る時、すでに真っ暗になった外からポツンと光るお屋敷の窓の灯りを見て、私をそこに連れてきてくれた
     おじさんが、奥さんに言ったのか、私に言ったのか、静かな声で「羊毛の仕事がうまくいっていて、すごく
     お金持ちの家なんだよ。でもあんなに広い屋敷に、ふたりだけで住んでるなんて寂しいね」と。
     イタリアでは、クリスマスは家族で賑やかに過ごすものなんだなと、しみじみ思った時でした。

     長くなったので、この続きはまた今度。
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by sakanatowani | 2012-01-04 04:52 | 季節のこと season's | Comments(4)
   いい一年に
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     明けましておめでとうございます。

     私の元旦は、とん汁に卵焼き、紅白なますに(ごぼうの代わりにアーティチョークの茎を使った)なんちゃって
     きんぴらで始まりました^^
     海外在住者特有の「これでも日本食よね」という特殊センサーつき「心で感じるなんちゃって(もいいとこ)
     お節」でございます(笑)
     それでも、ドイツ系ディスカウントスーパーで見つけた大根のおかげで紅白なますができた♪

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     今年はいろいろなことを悩まずに、軽く飛び越えるように生きたいなと思います。
     それに今年は年女。
     龍のように空を悠々と飛び、時にはタツノオトシゴのようにゆら〜んとのんびりし、龍のあの手でがっちりと、
     幸せや幸運をつかんでいきたいな。
     それにしても、タツノオトシゴって、なんてかわいいネーミング!龍が(空から海に)産み落とした子ってことだよね。

     今日のお散歩は、オリンピックのあったスタジアムまわりの元・王様の騎馬隊馬場あとの公園。
     たくさんの人がお散歩やランニングを楽しんだり、20人ぐらいのおじさんばかりが集まって、
     外のテーブルでカード遊びに興じていたり。


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みなさんのこの一年が、昨年よりもよりよく、楽しいものとなりますように。

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by sakanatowani | 2012-01-02 01:41 | 季節のこと season's | Comments(6)