<   2011年 09月 ( 5 )   > この月の画像一覧
   秋・・・なのかな?
     明日が締め切りのコンクール。描き始めたものの、なかなかしっくりいかなくて、
     「今回は(参加)見送りかな〜」って思っていたら、
     昨日、締め切りの1か月延期が発表されました。こんなこと、あるのね・・・。

     それならば、と、自分がきちんと気に入るまで、じっくり取り組みたいと思います。
d0165762_200213.gif

     先日の嵐で気温が下がったものの、また少し上がってきたのかなと感じるこの数日。
     朝は14、5度、昼間は27、8度でしょうか。
     朝は湿度が90%ぐらいあるので寒く感じ、一方、夏にはいつも70%を超える昼間の湿度が、
     最近は30%ほどしかないので涼しく、朝晩は室内では半袖に何か羽織ってもいいかなというぐらい。
     これは、秋、なのかな。
     そうか、ここでの秋は、昼間の湿度が下がってきたときに感じられるものなのかも。
     ここに住んでずいぶんになりますが、初めて秋をちゃんと意識している気がします。

     例年は、酷暑が去って、一気に気温が25度ぐらいまで下がり「秋っぽくなってきたな」と感じても、
     それはたった1週間。そこからまた急にグググッと気温が20度台を切ると室内はとても寒く、
     法律で暖房が許される10月半ばまで、ウールを何枚も着込んで我慢の季節に入ります。
     だからどう考えても初冬の気分になってしまうんですね。だから秋がないみたい。

     今年は秋を感じながら過ごしています。秋好きには嬉しい^^
     でも木の葉が黄色く色づくには、もう少し気温が下がらないとだめですね。

     コンクールの締め切りが延び、思いがけない秋の日々と、なんだかエキストラな時間ができたみたい。
     ここらでちょっと、気持ちの余裕を取り戻したいなと思います。



     追記:さっきお買い物にいったらスーパーで、チューリップやクロッカスの球根を売っていました。
        春の球根を植える時期は、今なのですね。
        いつも春になってよそのお庭を見てから、植えればよかったと毎年思うのです。
        赤や黄、ブルーなどの同系色で、チューリップ、クロッカス、水仙、ヒヤシンスなどのセットもあって、
        思わず「いいな〜」となったのだけど、うちのプランターはすでに紫蘇とバジルでぎゅうぎゅう。
        花よりだんごと、来年の春も花は公園で楽しませてもらおうと思います^^
[PR]
by sakanatowani | 2011-09-29 16:59 | 季節のこと season's | Comments(6)
   楽しんできてね
     あいかわらずバタバタの日々を送ってます〜。
     今日、やっとあるコンクールの参加作品を決めたので、今夜梱包して明日発送。
     締め切りは月曜・・・ああ、ぎりぎり^^;
d0165762_5271465.gif

この数日描いてもの。結局、今回のコンクールにはボツ、そのままポートフォリオ行きになりました。


     あと一週間したら、私と同い歳のイタリア人の友人カップルが、はじめての日本旅行に出発します。
     成田から入って、東京→小豆島→京都→奈良→金沢→高山→東京と、1か月かけて旅行の予定。

     彼女には、昨年の秋から約1年間、日本語を教えてきました。この旅行で話したいからって。
     イタリア語の他に、英語、フランス語をまあまあ話す彼女。はじめは、日本語も同じようにすんなり覚えられる
     と思っていたようで、途中、あまりにもわけがわからない(彼女いわく「理論的でない!」・笑)日本語にいら
     ついて、無意識のうちに私のいたらぬイタリア語をちくちくと攻撃したりもした彼女^^;
     そんな彼女もたどたどしくはありますが、旅行で使える日本語はけっこう話せるようになりました。

     数週間前、彼女たちの家に招かれて、日本の地図を見たり、どんなものを見たいかを聞いたり、食べ物の話を
     したりと、楽しい夕食のひとときを過ごしました。
     その後、彼女に(日本語をまったく知らない)だんな様が言ったそうです。
     「さかなと会って話してみて、今まで映画で見たりした日本や日本人のこと、いろんなことが腑に落ちた。
     よりわかった気がするよ」って。

     ずっとイタリア語で話していても、私の話す間や声の調子、しぐさなどが、やはり日本のそれなんでしょう。
     それを間近で見て、聞いて、彼は今までOZUやMIYAZAKIの映画を通してみた日本、日本人に感じていた
     かすかな「?」やイタリア人とは違う何かが、私を見て「なるほどな」と思ったと言うのです。
     それを聞いて、なんだかとっても嬉しかった。

     完璧主義の彼女の方は、たぶんこれから、出発前にかたずけないといけない自分の仕事に追われつつ、
     日本語がちゃんと話せるかの心配でキリキリするのでしょう。
     でもね、きっとついたら気が楽になって、ずいぶん楽しめるんじゃないかと思います。
     彼女にも、私が今までレッスンで話してきたいろんなこと、彼女が腑に落ちなかったことを、日本に行って
     「ああ〜、これか〜!」って、楽しく発見してきてほしいな。
     ふたりとも建築家。だから彼らの目を通した日本、日本の建物の話を聞くのが今から楽しみです。

     そしてなによりも、ふたりに日本を好きだなって思ってきてほしい。
     くれぐれも気をつけて。楽しんできてね。

     一方、ふたりの両親は、聞こえてくる日本のニュースにかなり心配してるそう。
     海外に伝わってくるのは、大袈裟なもの、極端なものばかりだからね。
     だから出発前に、旅行の日程表と私の電話番号を双方の両親に渡しておいて、何か大事が起こったら、
     私に電話をしてくることになってるそうな(笑)
     だいじょうぶ。そんな心配なことは起きませんよ。
     ふたりには、日本はちゃんと大丈夫なんだよっていうのも、ちゃんと見てきて伝えてほしいな。

     今日の最後のレッスンの帰り道、無性に日本に帰りたくなっちゃった。


     さて来週は、もうひとつコンクールの締め切りがあります。いい作品が描けるかな。
     そんなわけで、ポーランドの森のお散歩は、もうしばらくお待ちください〜。
     ではまた!
[PR]
by sakanatowani | 2011-09-23 05:25 | ひびのこと diary | Comments(10)
   びゅぅ〜ん
     いや〜、9月に入ってから、日にちが過ぎるのが早いこと!
     ゆっくりポーランドの森のお散歩のことをまとめている時間がありません。
d0165762_210734.gif


     あれやこれをやっていると、あっという間に夜になり、「明日はあれとこれしよう。うひひ、楽しみ〜」
     なんて考えて楽しみといっても、絵を仕上げるとか、市場に行って果物たくさん買おうとか、そんな程度ですが(笑)
     今や3巻目(最終巻)の半分ほどまで読み進んだフィリップ・プルマン『ライラの冒険シリーズ』の
     『琥珀の望遠鏡』でドキドキし、数ページ後にはコトンと寝ついて朝を迎える。そんな毎日。

     それにしても『ライラの冒険シリーズ』のおもしろいこと!
     以前、『ハリー・ポッターシリーズ』が好きな人はこれも好きかも、と書いたことがありますが、
     これはまったく違うタイプでした。
     子ども向けの本なのですが、これは子どもだけの本にしておくのはもったいない!

     今度ゆっくり書きたいと思いますが、この世界観は、ハリー・ポッターよりももっとひっ迫していて厳しい。
     だから主人公たちは前に進むために、腹を決めて行動するのみ。考えてる暇なんてない。
     なんだかそんな状況が、今の私には共感できて気持ちよく、ものすごく真剣になって読んでいます。が、
     その分激しい夢を見ちゃうんですよね^^;

     とりあえずそんな毎日を送りつつ、ホームページの更新をしました。
     この夏かけて仕上げた絵本のプロジェクト(Book-projectのはじめのです)の一部も見られますので、
     よかったらのぞいてみて下さい。

     では今日はここまで。さらば〜!
[PR]
by sakanatowani | 2011-09-15 20:46 | ひびのこと diary | Comments(6)
   初めてのフレスコ画完成(ポーランドにフレスコ画を描きに行く16)
     9月に入り、やっと町が夏休みから目覚めてきたようで、今日はさっそくバスと公共機関のスト^^;。夏休み前には1週間おきに
      3、4回あったストが今また行われ、それで夏休みの終わりを感じるのもイタリアらしいのかも(笑)


     さて、久しぶりになってしまった「ポーランドにフレスコ画を描きに行く」シリーズを再開です。
     今までのシリーズは、「フレスコ画」のカテゴリーをクリックすれば、まとめて読めます。
     (が、と〜っても長いので、お時間があるときに^^;)


     5月14日(土)

     今朝はのんびり9時半出発で、作業場には10時過ぎに到着。今日でフレスコ画は仕上げです。
     私が今日終えなくてはいけない部分はほんの少しだから、時間的に十分間に合うのはわかっているけれど、
     なんだか寂しい気持ち。
d0165762_0403662.gif

     こんな気持ちがいい風景を見ていられるのも、あとちょっとなんだな〜と、感傷的になってくる。

     と同時に、「だめだめ!まだ終わっていないうちに、終わった寂しさで今を台無しにしちゃうなんて!」と
     気を引き締めて、今の楽しさを満喫しようと深呼吸してみたりして。

d0165762_0411658.gif

     夜中の雨に備えてカバーをしておいたフレスコ画。
     女王様の階段つきだった高い足場も^^、今はこんなに低くなって、今日の作業ではもういらないな。

d0165762_041434.gif

     今日はみんなものんびりムード。ジーザスはもう少しやる部分が残ってるけど、ラウルもほとんど
     終わってるからね。
     ラウルとマチェックはこの数日で、本当に仲良しになったよう。やっぱり言葉が通じるのはいいな。

d0165762_0421134.gif

     さあいつものように、最後のジョルナータにも漆喰を塗り終えました。
     ここで午前中は時間切れ。おばちゃんたちが、お昼ご飯に呼びにきましたよ。

d0165762_0423536.gif

     この5日間でおばちゃんたちとも仲良くなってきて、なかなかすぐにはご飯に集まらない私たちを
     もうわかってるおばちゃんたち。現場まで私たちを呼びに来るようになっちゃいました。
     言葉は通じなくっても、毎日言ってることは同じだし、私たちもそれはわかってるからね。
     おばちゃんたち2人ともポーランド語でしゃべるしゃべる(笑)

     左のおばちゃんなんてね、手元にちょうどあったハエたたきをビシビシ振り回して「ご飯できてるのよ!
     早く来なさい!来ないとこれでビシビシッだよ!」って笑ってましたよ^^

     おばちゃんたちを待たせるのは悪いしね、漆喰が乾かないようにザバッと水をかけて(本当は、霧吹きで
     シュッシュっていうのが丁寧なやり方^^;)、私はさっさとご飯小屋へ。
d0165762_043044.gif

     「ああ、この子はいつもちゃんと来るのよね」なんておばちゃんたちに言われながら(ポーランド語は
     わかんないのに、なんでわかったんだろ、こう言われてるの^^)、食事時間を基本に動く食いしん坊の私。

     今日のメニューはチキンのグリルと湯でじゃがいもとちりめんキャベツの煮込み添え。
     もちろんこの前にスープもありました。
d0165762_0432885.gif

     ポークカツもあったんだけど、ラウルいわく「ポークはアレルギーによくないから」と、
     私のお皿にはチキンが。
     この日はまだ日光アレルギーで両腕がパンパンのうえ、細かい水泡が破れてきて、見た目はひどかったので。
     ポークがアレルギーによくないっていうのは、ポーランドで言うのかな。
     ラウルと同郷のジーザスも「そうなの?」って聞いてたからね。

     おばちゃんたちが、明日はメキシカンをつくるっていってます。「日本食も作ってあげたいけど、
     私たち知らないからね」って^^
     おばちゃんたち、本当にいつもありがとう。


     お昼ご飯をすませたら、さあ、午後の作業を始めましょう。

d0165762_043549.gif

作業前にピグメントを色分けして整とんするジーザス。さすが先生。


     午後のmomento d'oro、至福の時が流れます。
     みんながそれぞれ黙々と画面に向き合っている静かな時間。
     前日の雨で気温も下がり、風も吹いていて気持ちいい午後。

     ときどき虫もフレスコ画の上に来たりして。
     ほらほら、そこにいるとじゃまだよ〜。
     ああ本当に、この日になってやっと、写真を撮る余裕がでてきました。
d0165762_0441916.gif


     私たちが作業している後ろでは、ギャラリーのアダムが、すでに作業を終わっているイヴォーナや
     アレハンドロのフレスコ画の写真を撮ってます。できたらいつか、カタログを作ろうと思っているんだって。

     さあ、私の絵もできた!かな?
d0165762_0444943.gif

     あとは、今日の作業部分の余分な漆喰を削って終わり。
     毎日毎日作業後に削った漆喰が下に落ちていて、それを見ながら「ああ、こんなに作業したんだな〜」って、
     削りカスまでが愛おしく見えてくる^^
d0165762_0451458.gif

     ちょっと離れて自分の絵を見て、これで終わっていいかなって思ったり。
     そこにアダムがあらわれて、私の絵と、私も一緒に写真に撮ってもらう。

     作業中にも何度かアダムがひとりひとりの作業風景を写真に撮っていたのに気づいてた。
     カタログがつくってもらえたらいいなあ。

     ・・・なんてしていたら、もうひと筆入れたくなってきちゃった。
     横に置いてあった赤い脚立との色合いがいいなって思って、赤を加えたくなったのだ。

     すでに写真を撮っちゃったアダムは不満そうだけど、私はこれを入れてより満足^^
     写真ではあまりわからないけど、スカート部分に少しボルドーを加えました
d0165762_0453924.gif

     ふ〜、終わったな〜。

     ここまで大きな絵は初めてだったから、今まで夢中で描いてきたけど、ここまで描き終えてみると、
     この大きさだからこそのべつの絵柄、構図の方が映えたなって思う。
     大きな絵だからこその絵柄、モチーフ。これが次の課題だな。

     でも今は、よく描けたとか、描けなかったとか、そんなことは何も思えない。
     ただ、「終わったな〜」「できたんだな〜」ってことだけ。

d0165762_046334.gif

     みんなの絵を見たり、そのあたりをふらふら散歩したりして、ちょっと頭をクールダウン。
     そのあと、このフレスコ画のラビリンスを上から見られるところにたってぼんやり。

     そしたらいつのまにかラウルが横にいて、「何を考えてるの?」って聞いてきた。
     「いつか将来、自分の初めてのフレスコ画を見て、どう思うのかな、とかね」
     そう言うと彼は、「ハッピーだって思うよ、きっと」って言う。

     「そうだったらいいね」って答えながら、もしこれからもフレスコ画を描いていくのなら、これを見て
     「うわっ、こんなの描いてたのか、恥ずかしい〜!」とか、「ああ、初めてはこんなに初々しかったな〜」とか
     思うのかもなって、頭のスミで考えてた。

     そういうラウルは、自分が描いた今回の絵を見て、あんまりハッピーな気持ちにならないんだって。
     なんでこれを描いたのかなとか言ってたな。
     でもそれ以上は、今はなんだか聞いちゃいけないような気がして、ふ〜んってこたえて、
     一緒に彼の絵を見てました。


     さあ、作業中にもいつも飲んでた面々の作業が終わり、日光浴をしながら飲んでばかりいたアダムも
     やってきた。となれば、始まるのは酒盛り〜♪
d0165762_0463032.gif

     この人たち、作業中にもよく飲んだね〜。
     今はもう一仕事終えたからね、ちょっと陽気になってきちゃったり、なんかちょっとした打ち上げ^^
d0165762_046533.gif

     今回は、本当にいい仲間と過ごせて、とっても楽しく幸せでした。


     明日はお客さんを呼んでのオープニングがあるので、作業道具をみんなしまって、作業場をきれいにして。
d0165762_0471535.gif

     この頃には、あの「終わっちゃったね」っていうしんみり気分はなくなってました。
     だってこのあと、またまた林のお散歩が開催されたのです。今度は前回よりも大人数^^
     そのお話はまた次回です。
[PR]
by sakanatowani | 2011-09-07 00:39 | フレスコ画 affresco | Comments(6)
   もうちょっと夏休み
     すこしご無沙汰していました。
d0165762_2113266.gif

     暑い暑い日々も峠を越え、蒸し暑さは残っているものの、ずいぶん過ごしやすくなってきました。
     10㎏前後のスイカ丸ごとをリュックでかついで買ってきた日々。それも数日で食べきってしまう
     スイカ中毒の日々。この夏何個スイカを食べたかな。9個ぐらいです。おほほ^^;それも先週末でおしまいに。
     夏の暑さで金具が膨張し、力を入れないと閉まらなくなっていた部屋の扉もこの数日ですんなり閉まるように
     なり、そんなことからも、ちょっと秋を感じたりして。
     来週後半からはまた、慌ただしくストレスフルな日々が戻ってきます。
     そんな夏休みの終わりのような日々。

     すぐには解決しない心配事は脇に置き、今大切なこと、イラストを描くことを早く生業とできるように、
     ただただそれに集中して過ごしてきたこの数カ月。
     旅行にも行けなかったけれど、絵を描くこと、そのための調べものや考えるために時間が使えた、
     本当に贅沢な日々でした。
     そしてそんな生活が続くことで、さらにアイディアが生まれ、やる気がどんどん沸き上がってくるこの頃。
     もう少し、もう少しこの状態を続けたいと、この一週間、毎日毎日を大切に過ごしています。

     そろそろ来週の準備も始まってきましたが、明日の日曜日までは、この夏休みの気持ちを引っ張って
     楽しもうと思います。

     みなさまよい休日を^^
[PR]
by sakanatowani | 2011-09-03 21:00 | ひびのこと diary | Comments(2)