<   2011年 08月 ( 7 )   > この月の画像一覧
   あっちー!から2
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信号待ちにも日陰を探す。細い日陰もありがたい。
お隣の影の中におばさん入る。
ふと目があって、お互いニヤリ。仲間意識^^
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by sakanatowani | 2011-08-25 01:38 | ひびのこと diary | Comments(8)
   あっちー!から1
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日差しが強くて痛いから、みんな日陰を選んじゃう。
自然にできたこの行列。
さて、譲るか、譲られるか、一瞬の判断だ!

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by sakanatowani | 2011-08-24 16:34 | ひびのこと diary | Comments(2)
   サルサ・ヴェルデ salsa verde
     セージのおかげか、その後、気分を持ち直して元気でやってます^^
     めずらしく天気予報があたって、あれ以来、ずっと真夏日32〜33度。
     この週末以降は、35度ぐらいが続くそう・・・極端だよ・・・。やっぱりここの夏で35度からは逃げられないんだ〜
     というわけで、まだ秋にもならず、暑さ対策「内から冷やす作戦」スイカを、バクバク食べてます。

     先週は、セージの挿し木の他に、「手っ取り早く成果が見られるつくること=料理」も、
     いつもより丁寧にしてました。
     ちょうど今、同居人のうち2人が帰省していないから、キッチンをいつもより使えるし、
     つくって楽しい、おいしい、気分もupといいことづくし♪
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     考えてみたらイタリアに住んでから、本当にたくさんの
     人と暮らしてきました。え〜っと、だれかと住むのは大変なの
      で、アパートをたくさん変わったとも言えますが^^;

     そんな中で見たり習ったりしたお料理も、これから時々
     思いついたときに書いていこうかな、と思ってます。

     まずはじめは地元、イタリアの北西の端ピエモンテ州の
     「サルサ・ヴェルデ」
     その名の通り、緑色のソースです。

     これはこの町に来て1年ぐらいの時、町の中心も中心の
     素晴らしい建物(でもエレベータなし^^;)の屋根裏階に
     住むPの夕食に招かれたときに、後述のチーズに添えら
     れて出てきました。
     それ以来私も、誰かの家でのおよばれや自分用に、
     時々つくってます。

     材料は、パセリ た〜くさん、バジル 2、3枚、酢漬けのケッパー 大さじ1、オイル漬けアンチョビー
     1〜1.5匹、お酢 少々、オリーブオイル。
     オイル以外を混ぜながら、全体がみじん切りになるように刻んで、それを器か瓶に移したら、
     お酢を数滴と、ヒタヒタになるぐらいオリーブオイルを入れます。はい、出来上がり。

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     これ、本当にパセリをたくさん消費できますよ^^
     写真にあるパセリはすでに冷凍しておいたものなのですが、もし生の葉だったら、
     たぶんまな板の3分の1〜半分ぐらいにこんもり〜っていう分量かと思います。

     目安は、パセリの味の遠くに、バジルをほんのり感じるぐらい。
     日本のパセリはイタリアン・パセリより風味が強いので、気持ち少なめでもいいかも。
     でもあとはお好みで、それぞれの材料の分量を変えて楽しんでくださいね。

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     これをここでは、ピエモンテの白カビ系のチーズ、トミーノ(tomino)に添えて食べます。
     アンチョビーのオイル漬けや塩漬けに、乳製品をあわせるのも、ピエモンテの味の特徴です。
     山で魚がとれないから保存用アンチョビーを使い、酪農、畜産業の土地だから乳製品とあわせるのが
     自然だったのでしょうね。
     その代表が「バーニャ・カウダ bagna cauda」です。牛乳を使わないのが本来という人もいますが

     バーニャ・カウダは、日本ではもうおなじみの味なんですね。びっくりしました。
     実は私、まだちゃんとバーニャ・カウダを食べたことがありません(笑)
     こちらでは、バーニャ・カウダは冬の寒い時期の土曜日に、家族や仲間で集まって食べるもの。
     バーニャ・カウダと食べる野菜もいくつか決まっていて、それだけをみんなでワシワシわいわい
     食べるのだそうです。

     そしてこのバーニャ・カウダ、本来はものすごくニンニク臭いらしい。
     食べてる最中もだけど翌日も、家や寝室が(もちろん自分も)にんにく臭くて大変だから、
     誰にも会わないでいられる日曜日の前日の夜=土曜日に食べるらしいのです。
     これなら月曜日に学校や会社、お買い物へも安心して行けるからね。
     私もいつか、誰かの家の本場バーニャ・カウダに招かれないかな〜。

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     話は戻って、アンチョビーの入ったサルサを添える乳製品のトミーノです。
     これは直径5cm、厚さ1cmぐらいのピエモンテ州のチーズで、白カビチーズの代表ともいえるブリーよりも
     ほんの少し固め、全然くせのないタイプのチーズです。

     写真で、トミーノの横に添えてあるのは、ゆでた牛タン^^ (写真がぼけててすみません)
     イタリアの中でもここらあたりは、牛タンを食べるのです。
     先日スーパーで、ゆでた牛タンが、対面式サラミ売り場のケースの中にあるのを発見!
     嬉しくて思わず買ってしまいました。
     これにもサルサ・ヴェルデを添えて食べます。

     私はサルサ・ヴェルデでトマトや缶詰めのツナをあえたり、ゆでたじゃがいもやお肉にかけたり、
     お酢や胡椒をくわえてドレッシングにしたりと、いろいろ遊んでいます。

     冷蔵庫で1週間はもつと思うので、いろいろなバリエーションで楽しんでみてください。
     保存するときは、瓶の口などをきれいにして、サルサが全部オイルに沈むように、オリーブオイルを
     足してくださいね。
     オイルから出ている部分からかびてしまうので。

     さて次は、そろそろフレスコ画記に戻ります。
     ではまた〜。

     (暑くて窓を開けてる夜だから)
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by sakanatowani | 2011-08-19 23:06 | ごはん food | Comments(13)
   じっけ〜ん!
     この1週間、今やっている売り込み用の絵本のプロジェクトに身が入らない。
     はじめはただ自分の機嫌がよくないんと思っていたんだけど、どうも落ち込みはじめたよう。
     何か月も成果の見えない作業を家にこもってやっていたら、そういうこともあるわね〜。

     でも今は、落ち込んでる場合じゃないのだぁ!
     ポジティブ・シンキングで前進し続けないとね。

     外出している時間もなく、旅行をするお金もない。じゃあ、どうする?
     こんなときは、手っ取り早く終わる「つくること」をして、前向き気分の波に乗るきっかけをつくるにかぎる。

     で、じっけ〜ん!
     セージの挿し木をしてみました。え、それだけ?ええ、それだけです(笑)
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     実はこの夏セージとミントのお茶を楽しみたくて、夏前にセージを一鉢買ったのです。
     ところが今年は6月に早々と猛暑が来て、そのあとはこのあたりだけ冷夏。
     うまく生育できなかったようでどんどん弱り、次第に小さな羽虫がいっぱいつくようになって、
     いろいろやってみたのですが、そのままとうとう枯れてしまいました。

     植物とはけっこう仲良しだと思っていただけに、ちょっとショック。
     そこで今回、あえてセージの鉢を買わずに、料理用に買ったオーガニックのセージのパックの残りを、
     挿し木して育ててみようというわけです。

     物好き?いえいえ、あえて試してみることに、この落ち込みかけた気分を変える効力があるのです。

     しばらくは、部屋の中の半日陰で、乾きすぎないように管理。
     ちゃんと根づくのは1か月ぐらいあとかな。
     これから毎日、葉っぱが水をちゃんと吸っているかを見るのが楽しみ♪

     うまくいったら、この秋、セージのお茶のことを書きますね。
     もしいっこうにお茶の話がなかったら・・・そういうことです^^;

     さあ、敗者復活となるか! 頑張れ、セージ!
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by sakanatowani | 2011-08-15 04:57 | プランター planter | Comments(4)
   なんちゃって冷やし中華
     猛暑のイタリア。なのに今年はこのあたりだけが冷夏です。
     一昨日の朝、なんかいつもと違う空気だなあと思ったら、昨日の最低気温は8度まで下がっちゃった。。
     もう夏の終わりのカウントダウンだなあ。
     でも予報では、来週いっぱいはまた暑くなりそうです。


     ということで、今のうちに なんちゃって冷やし中華〜♪
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     これは、国は違えど同じく国外に住む妹から昨年教えてもらったもの。
     海外在住の方にはもうおなじみかな。
     パスタでつくる中華麺です。よく見えないけど、さかなくんが指さしてるとこに、ちらっと麺が(笑)

     茹でるときに、お鍋に重曹を大さじ1杯ぐらい入れるだけ。
     それだけで、なんちゃって中華麺になっちゃいます。

     私は、おいしいラーメンのスープがつくれそうにないので、いつも簡単な冷やし中華で。
     妹は、この麺をさらにソースで炒めて焼そばにしたそう。
     中華麺が手に入らない人には、これで十分OKな味。
     細めのスパゲッティーニでつくると、よりそれっぽくなりますよ。

     沸騰したお湯に重曹を入れるときに、ボワワ〜って吹くので、魔女気分になれます♪
     (魔法の薬をつくってるイメージね)
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by sakanatowani | 2011-08-12 01:35 | ごはん food | Comments(10)
   林の散策♪(ポーランドにフレスコ画を描きに行く15)
     昨日、街の中心の方に用があって行ったら、みごとにどこもやってない。バールも洋服屋さんもレストランも、みんな夏休みでお休み。
      先週までは空いてたのに。開いてるのは、街のごく中心部だけかな。9月まで、みんな夏休み。


     5月13日(金)

     早めに作業を終えたこの日、私たちを待っていたのは、林の散策♪

     作業場の後ろに広がる林がずっと気になっていた私。
     作業を2日目で早々と終えたイヴォーナからも、林がすてきだと聞いていたのですが、
     散歩する余裕もなく。
     この日、スタンの「早めに作業を終えて、林を散歩しないかい?」との提案で、スタン、私、ラウル、
     ジーザス、そしてアレハンドロの5人で、裏の林のほうに散策に行くことになりました^^
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雨があがって5時間後の午後6時過ぎ。日も出てきました。
     
     「○×▲◎*※ラーイ! ○×▲◎*※ラーイ! ○×▲◎*※ラーイ!」
     膝上ぐらいの背丈の一面の草原のようなところで、スタンが何やら叫んでいます。
     いつも元気な人だなあ^^

     「ねえ、この草は何?」とスタンに聞くと、「ライ麦だよ!キャッチ・イン・ザ・ラーイ!」と上機嫌。
     あ、さっきから叫んでたのは、それだったのね(笑)

     青々としげったライ麦を倒さないように慎重に、スタンの後を1列に。
     ところが、ライ麦を踏まないように歩くって、けっこう大変。ごめん、ライ麦〜。

     ライ麦畑を越えてまず着いたのは、大きな大きな樫の樹(だったかな?)。
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     「これはどれぐらい太くなったかなあ」
     スタンが用意していた巻き尺を出し、私も手伝って、太い太い幹を測ります。
     3メートル。

     もう一本、同じような樫の樹が、同じくライ麦畑の中、少し離れたところにはえています。

     緑のライ麦畑を越えて、林の中に入りましょう。

     高い高い、松の林のようです。
     日本の松と違って、ヨーロッパの松は、杉のように細長く縦に伸びていく種類。
     足元に、たくさんの松葉や松ぼっくりが落ちています。
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     ざくざく、フワフワと、枯れた松の葉の上を歩いていきます。
     気持ちがいいなあ。

     私はいつも植物に接していたいタイプなので、林の中を歩くと気持ちがとても落ちつきます。
     東京に住んでいたときもベランダ園芸だけでは飽き足らず、都民農園を借りて野菜をつくってました。
     こういう林がそばにあって、庭で野菜をつくる暮らしがしたいなあと思ってます。
     そんな私だから、今のイタリアの街での暮らしでは、自然が足りない!
     (車で1時間も行けばもうアルプスという場所ですが、車がないのでね)
     だから、この林の中の散歩は、久々にリラックス〜。顔も自然にニコニコです。

     なんにも考えないで、ただまわりのものから感じるだけ。
     それが私の大好きな楽しみ方です。

     少し前を歩いていたスタンとジーザスが、ふと立ち止まりました。
     後ろを見ると、ずっと遅れてラウルとアレハンドロが、ものすごく楽しそうに騒ぎながら歩いています。
     「ああ、自然に興味がない人もいるんだね〜」と、スタンと笑いながら、さらに林の中を進みます。
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     少し進んだところでスタンが急に止まり、私たちみんなに言いました。
     「ここから、ドイツ人のお墓があるところに入るからね。みんな静かに。ドイツ人の魂があるから」

     松葉や松ぼっくりに埋もれてしまったその場所に、ドイツ人のお墓があるのです。
     スタンが持っていた枝で松葉をどけると、きちんとは並んでいないお墓があちらこちらに、
     5つ、6つと出てきます。全部でどのくらいあるのでしょう。

     「ドイツ人が攻めてきたときに、ここでポーランド人は戦ったんだよ」
     第二次世界大戦のはじめのころです。
     よく考えてみたら、第二次世界大戦は、ドイツ軍のポーランド侵略で始まったんですよね。

     「ドイツ人が攻めてきたときにね、ここでポーランド人は、ドイツ人を勇敢にやっつけたんだ。
     銃はなかったからね、殴ったり蹴ったりして殺したんだよ」
     スタンの話をラウルが通訳してくれたのを聞いて、私の表情が曇ったのでしょう。慌ててスタンが
     英語でつけ加えました。
     「生きるためだったんだよ。生きるためには、それしかなかったんだよ!」

     そうなんですよね。ポーランド人だけでなく、みんな、生き延びるために、そうするしかなかった。
     そんなことが、ほんの60〜70年前にあったんだよね。そして今でもどこかであるんですよね。

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作業着を腰に巻いたまま。私、すごくだらしないカッコしてますね。失礼^^;

     がらがら、がらがら・・・
     馬車がやってきました。どうやら近所の人のようです。

     この馬、ものすごく大き〜い!
     スタンがおしゃべりしている間、馬主さんの許可をいただいて、馬を驚かさないようにフラッシュなしで
     写真をとっていたんですが、この馬、もう嫌でたまらない、早く行きたい〜って感じでした^^;
     ごめんね。すごく怖がらせてしまいました。

     さあ、この先も散策は続きます。
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林の中には、こんな、どこか素敵なところに通じてそうな小道があったりも

     松林の中をどんどん歩いていたら、目の前に、ひと固まりの若い松ばかりのところがあるなあと思って
     一歩前に足を踏み出したとたん・・・

     ものすごくいい香り!     

     香りのカーテンでしきられてるみたいに、くっきりそこだけ明らかに空気が違うのです。
     葉っぱの緑のにおいに、少しすうっとした爽やかな香りが混ざったような、すごく瑞々しい香り。

     これが松の香りなんだ〜!

     イタリアに来て、芳香剤から防虫剤、ボディシャンプーに至るまで、ラベンダーとともにある「松の香り」。
     松の香りだなんて、変わった種類の香りがこちらではふつうなんだなあと思っていました。
     でも、これだったんですね。

     ほんとうにいい香り。
     ほんとうに、きもちいい!
     テンションが静かにますますあがります。
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     そろそろ、いつもの作業場の裏側に出そうです。

     何本か低い松があるところで、それまでけっこう黙って歩いていたジーザスが、いきなり
     松の新芽を取りはじめました。
     テキーラに漬けると、おいしいお酒になるそうです。

     私はな〜んにも考えずにポケ〜ッと歩いてたけど、ジーザスはお酒のこと考えてたんだ(笑)
     林の散策の楽しみ方もいろいろです^^

     そろそろ夕焼けの時間。
     とても楽しくリフレッシュできた散策でした。

     (つづきます)
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   (おまけ)
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by sakanatowani | 2011-08-09 18:48 | フレスコ画 affresco | Comments(10)
   短い嵐(ポーランドにフレスコ画を描きに行く14)
     5月13日(金)

     この日も朝マチェックがホテルまで来て、みんなで一緒に朝食を食べ、7時半に出発。
     スタンの家に着く前に、村唯一のお店で、それぞれのお買い物もすませて。

     このホテルから作業現場までの道の曲り角に、マリア像や金属でつくった十字架がありました。
     イタリアでも、街角や家の軒先きに、小さな祠に入ったマリア像や聖母子像がありますが、
     ここポーランドでは、それらはどれもが色とりどりのリボンや花で、それはもう見事に美しく
     飾られているのが印象的でした。
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宗教関係のものを写真に撮るのをためらってしまいます。だからあやふやな記憶からの作画ですが^^;

     クロード・ルルーシュ監督の『愛と哀しみのボレロ』という映画を見たことがありますか?
     映画の中で、戦争未亡人になったバレリーナが、ロシア軍兵士のために、民族舞踊を踊るシーンがあります。
     その時彼女の髪飾りになっていたたくさんのリボン。
     それが、このポーランドで見た十字架や聖母子像の飾りのリボンによく似ていたのに、後日気づきました。
     スラブ文化に共通する飾りなのかな。

     夕方、私たちが疲れ果ててホテルに戻る時、その十字架の前で、いつも数人の人がお祈りをしているのを、
     車から何度か見かけました。

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     8時過ぎに作業現場に到着。今日も快晴!

     さて、この日の作業は、小さいスペースながら、絵がちょっと複雑な部分です。
     本当なら、絵の左上から右へ、そして下段左下から右へ描いていくのが、絵を汚すリスクの少ない描き方の
     原則なのですが、フレスコ画制作に慣れることと、その日の作業時間を見ながらの制作で、
     こんなまん中スペースができてしまいました。
     まあ、そこは自己責任ということで^^;

     いつも通り、まず、漆喰を塗る部分に水をかけてしばらく待ち、それから漆喰塗り。
     漆喰はこのように、前日に絵を描いて余分を削った部分に密着させるように塗っていきます。

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     「おはよ〜う♪」スタンがやってきました。
     持っていたお皿を私の作業台に置いて、「Special for you. アレルギーにいいからね。手を見せてごらん」
     前日からの日光アレルギーでパンパンにふくらんだ私の両腕を、スタンはこうやって毎朝、様子を見てくれました。

     このアレルギー、この日ぐらいから、今度は直径1㎜以下の小さな水膨れがびっしりできてきたので、
     アレルギーを持っていない人たちはこわごわ見ていたけれど、かゆみが少しあるぐらいで痛くもなく、
     見かけ以外は、特に不快感を伴うものではありませんでした。
     両腕がもとの太さに戻ったのは1週間後だったかな。それまでは、ちょっとぽっちゃりちゃん気分でした(笑)
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     スタンが持ってきてくれたチーズは、お隣の酪農家アジャの手作り。
     先日一緒に航空写真に写った牛か、その仲間の牛のミルクでつくられているんですね。
     リコッタチーズのようでしたが、もっと水分がなく、しっかりした感じ。
     淡白な味の中に、かすかに牛の香りのするチーズで、はちみつをかけて食べてもおいしかったです。

     このチーズ、アレルギーにもいいということで、この日から、スタンのところで食事する時はいつも
     「It's special for you」と、私の前にはこのチーズが置かれるようになりました^^
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     制作のほうも先がみえてきたので、今日はちょっとのんびり気分。
     「お茶の時間だよ」と声をかけても戻ってこないわがままな私たちのために、
     いつからか作業場の横につくられたお茶コーナー。
     ここでこのチーズを食べながら、コーヒーを飲んで、みんなの作業をぼ〜っと眺めていました。
     ああ、穏やかな時間だな〜。


     そうしたら、あらら・・・空がずいぶん暗く、風も強くなってきたなと思っていたら、その後いきなり
     ザーッというものすごい雨!
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     きれいに色が並べられたジーザスのパレットも、一瞬にして雨でぐちゃぐちゃ。
     強い風と雨でテントも吹き飛ばされながら、とにかく絵にカバーをして、
     いったん食事小屋まで避難することに。

     幸い嵐は短時間でさり、雨もやんできたので、わりとすぐに仕事再開。
     この雨のあと、気温がぐ〜っと下がって、涼しくなりました。

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     さあ、今日のお昼は、スープとポークのグリルにじゃがいもとビーツの付け合わせ。
     とにかくね、毎回量が多いのです。ポーランドの人は、ものすご〜く食べますよ〜。
     ここに住んでいるラウルは、友人のところに招かれると、もうお腹がはじけるぐらいのごはんが出てきて、
     みんなはそれを軽々と食べちゃうんだよ、と話してくれました。


d0165762_2114214.gifそしてね、ここでは、スープを食べて話し込んでると、後ろでおばちゃんがこんなふうに、
セコンドのお皿を持って待っている(笑)

「食事になかなか来ないわね、あの子たち!もう!」
「おいしいかしら。もっと食べなさいね」
「ほらほらおしゃべりに夢中になってないで、ちゃんと食べなさいよ」

残念ながらお互いの共通語がないのでおしゃべりはできなかったけれど、
おばちゃんたちは始終こんなふうに、まるで親戚のおばさんたちのように私たちの
お世話をしてくれて、いつも楽しい雰囲気でした。

     この日の午後、洗面所を借りにスタンのお家に入ったら、ラウルが室内で作業をしていました。
     なんとなく、今どんな絵を描いているのか(お互いに、何を描いているかは知らないのです)とか、
     彼の他の作品を見せてもらったりとおしゃべりに花を咲かせていたら、私を見つけたアジャがすかさず
     「さかな、さかな」と私を呼んで、パンにハムとラードを混ぜたペーストのようなものを塗った
     おやつのお皿を渡してくれました。もちろんラウルのそばにもすでに、そのお皿がありましたよ^^

     こんなふうに誰かにお世話してもらうなんて、何年ぶりだろう(笑)

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     さあ、今日の作業はここでおしまい。
     夕方5時半頃には終わりました。

     この日はこのあと、すてきなことが待っていました。
     
     (つづきます)
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by sakanatowani | 2011-08-04 02:36 | フレスコ画 affresco | Comments(6)