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   よいお年を!
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     もう今年最後の日。
     がむしゃらに、もがき続けて駆け抜けた1年でした。

     3日前から熱で寝込んでおりました。
     今朝やっと熱も下がって、ふらふらしながらも、回復しそうな気配です。
     こんなふうに大晦日を迎えるのも、今年1年を象徴していそうで笑ってしまいます。

     今朝突然、こちらの知り合いの日本人家族から「紅白でも見に来ませんか〜?」のお誘いが。
     赴任できていらっしゃるご家庭は、日本のテレビが見られるようにしてるんですね〜!
     紅白なんて、何年ぶり?! と心躍りましたが、あいにくの体調でまだ出歩けず。
     そこで、明日の元旦に、簡単なお料理をつくって食べようねということになりました。
     私はのり巻きをつくる予定です。

     この数年、いろいろな問題で苦しい状態にありますが、なにをおいても苦しいのは「孤独」との戦い
     でした。それが今年後半から、打ち解けて話せる知り合いができ始め、「孤独」の影が薄くなってきた
     のが、大きな変化だったのかな。

     それは、ブログを通してコメントをくださる方々も同様に、私の孤独を癒してくださる存在でいます。
     ありがとうございました。
     何気なくもやさしいコメントに、嬉しくて泣けてきてしまうこともありました。
     ブログを通して、思いがけなく「お仕事」をさせていただいたあなた、久しぶりにコメントという形で
     お話する機会が復活したあなた、まだお会いしたことがないけれど、気軽に話せる友人のような感じの
     あなた、ブログを通してたくさんの刺激を与えてくださるあなた。
     嬉しい出会いだなあと、苦しかった1年にも、いいことはあったなあと感じでいます。
     
     先に書いたように、元旦は、知り合いとの新年会(?)で始まります。
     これは「孤独」が象徴していたこの数年では考えられないこと。
     これを機に、新たな年は、実生活、そしてブログでも、いい出会いをたくさん通して、
     誰かとつながっている実感のある1年にしたいなあと思います。

     次の新たな1年の、気持ちの上でいい滑り出しをつくってくださって、どうもありがとうございました。
     そして、今後とも、よろしくお願いいたします。
     私は、楽しいご報告ができる楽しいブログになるように、がんばりたいと思います^^

     みなさま、よいお年をお迎えください。
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by sakanatowani | 2010-12-31 20:13 | 季節のこと season's
   イライラ・クリスマス
     *一部訂正いたしました(笑)

     数日前、大混雑のバスからおりてフ〜ッと思いながら、乗り換えのバス停に向かっていたら・・・
     バタ〜ン!
     と、ものすごい勢いで転んだ・・・石畳でガッツリ両膝と両手を擦りむきました・・・(涙)
     こんなにしっかりと転んだのって、何年ぶりだろう・・・ははは。

     イタリア人にとってクリスマスは、家族や親戚が一斉に集まる、家族の祝日。
     でも、「クリスマスは、絶対にあのおばさんとあのおばさんがケンカをするから嫌だ」
     「ああ、家も!味つけの事とかで、毎年同じけんかするんだよね、うちも」。そういう声も聞かれます。
     人が集まればケンカも始まる。それは感情を表に出すのがふつうのイタリア人にとっては、
     これは自然なことなんでしょうね。
     でも、日本人の私にとっては、その言い合いを聞いているのはけっこう怖い。かなりすごいです。
     これが当たり前っていうのが、やっぱり文化の違いを感じるポイントだったりも。


     私が派手に転んだ日、バスはなかなか来なかった上に(だからこそ)日本の満員電車並みに混んで
     いました。みんなギュ〜ギュ〜と押し合いへし合い。しかも渋滞で、前進と停止を繰り返すものだから、
     嫌でも押し合ってしまう状態。
     するとある女性が「ちょっと!私を押してる人、殴り殺すわよ!いいわね!」と言い始めたのです。
     注)あくまでも、イタリア人は大袈裟な表現をしがちということを前提に、お読みください。

     はじめは「スリに言ってるのかな?」と思ったのですが、そうでもなさそう。(バスの中のスリはよくある
     のです。先日も、ある男性がバスの中で、自分からすろうとしている人をつかまえ、バスから警察に電話し
     てました)
     女性は同じことを、繰り返し大声で言い続けます。
     そのうち、あるおばさんに向かって、「ちょっと!誰がやってるかわかってるのよ。殴り殺すわよ!」と。
     もちろん言われたおばさんは、「押すつもりはないのよ。でも、こんなに混雑してるから・・・」と答える
     しかない。まわりの人も「ちょっと、どの人が怒鳴ってるの?」と見ようとし始める。
     もう、ちょっとした混乱・・・。

     そして、その言われたおばさんが停留所で降りていった時、なんとその怒鳴ってた女性、おばさんを
     追いかけて、背後から、ボカボカと殴り始めたのです!ひゃ〜!

     ・・・ものすごい光景を、バスの扉がしまって消しました。
     注)すべてノンフィクションですが、あくまでも、イタリア人は、大袈裟に表現しがちであることを
     頭にしっかり刻み付けて、お読みください・・・^^;


     「ああ、びっくりした」「なんなんだよ、あの女」。
     バスの乗客は口々に話し、あの女性のすごさを笑いあい・・・そして、そのあとは、何となくみんなが、
     まわりの人に対してやさしい口調になっていました。「次に降りたいんですけど」「あら、じゃあ、
     私がどいた方がいいわね」などなど。お互いに気を使いあったりして(笑)。
     そして誰かが時々「そうじゃないと『殴り殺すからな』」と小声で冗談を言って、またバス中が笑ったり。

     イタリアの年末は、こうやって、激しくも、笑いとともに暮れていくのでした。ふ〜。やれやれ。

     では、BUON NATALE!
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   クリスマスイブの午前中の仕事(イタリア版)
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by sakanatowani | 2010-12-24 20:24 | 季節のこと season's | Comments(8)
   風邪とインフルエンザ
     現在、室温18度という、手がかじかむ寒いおうちに居候している私。
     案の定、大風邪をひいておりました。

     鼻の奥の、チリチリという焼けるような炎症から始まり、くしゃみ、鼻水、鼻づまり、そして涙目で
     頭がボ〜ッとして、何も考えられない。
     「これはまずいな〜」と思いながらも、いわゆる「総合感冒薬」というものがないイタリア、そして寒い家。
     直訳すると「風邪薬」という名前の鼻炎の薬を飲みながら、寒さに震えておりました(T_T)
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     風邪薬という名前なのに、なぜ鼻炎の薬なのか。
     イタリアではなぜか、熱が出ると「インフルエンザ」、それ以外は「風邪(ラッフレッドーレ
     raffreddore)」と呼びます。
     でもこの「風邪」という言葉、どうも「鼻風邪」っぽい軽い雰囲気で使われてるんですよね。
     鼻がむずむずしてくしゃみをすると「ああ、私、風邪ひいちゃった〜」といい、「でも風邪だから、
     たいしたことない」と答える。そんな程度。

     でも私のこの「くしゃみ、鼻水、鼻づまり、そして涙目で頭がボ〜ッ」というのは、どう考えても
     「鼻風邪」じゃない!日本語の「風邪」なのよ。そして日本語の「風邪」では、熱も出るし、寝込む
     ことだってあるのよ〜!風邪とインフルエンザは、細菌かウイルスかの差であって・・・

     ・・・という、空しい心の叫びは伝わらず、ここでは、熱がなければ「(鼻)風邪」。
     風邪で寝込むなんて、”大袈裟”なこと。

     なんでなんで?!
     ほんのチョ〜〜〜ットの事で、もっのすごく大袈裟に嘆くイタリア人。
     なのに、なんで「風邪」に対しては、こんなに淡白な反応なの?!

     ・・・そうだ。ここのおじさん、いつもは穏やかなのに、機嫌が悪くなるほど具合が悪かった日、
     イタリア人の万能薬アスピリンを飲んで、夜遅くまで、友人たちとの夕食会に行ってたな〜。
     で、翌日はもうケロッとしてたっけ。
     それに、ここのおじさんもおばさんも、この室温で、セーターも着ない。寒くないらしい。
     それどころか、この前キッチンでおばさんが、暑いからと、ノースリーブに短パンで料理してたの見たな。
     おどろいた。室温18度だよ。間違い探しの絵を見てるみたいだった。
     私が、あまりにも具合が悪くて「今日は午前中寝たから、少し楽になった」と言った時、
     「大袈裟な」って顔で、フッと笑ったよね。

     たぶんみんな、体力あるんだな。熱がかなり出ない限り、ベッドに倒れ込みたくはならないんだ。
     嘆くのにも全エネルギーを傾けて嘆くイタリア人。
     でも、そのエネルギー、体力は、簡単には風邪に倒されないためにもあったのだわ・・・。

     文化の差、体力の差を見せつけられながら生きております(笑)。
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by sakanatowani | 2010-12-13 06:18 | ひびのこと diary | Comments(10)