カテゴリ:季節のこと season's( 45 )
   初雪♪
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今朝、目を覚ましたら、雪が降ってた。

待ってたよ〜♪

この雪が、

このところのモノトーンな生活に

ちょっとした変化を

起こしてくれるといいな。

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by sakanatowani | 2012-12-14 17:18 | 季節のこと season's | Comments(8)
   クリスマス・シーズン
     日本で大きな地震があったようですね。みなさんのところでは大丈夫でしたか?
     被害が少しでも小さくすみますように。

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たまに晴れると青空に葉の散った樹が栄えてきれい

     初雪は今日か明日と聞いて、ウキウキと待っています。
     だから今日は丸1日、どんよりと灰色の雲が低くたれ込める空だったけど、雪が降るのを待ってると、
     そんな空も気にならない。
     郊外は今日降ったようだけど、ここで降るのは明日かな〜。

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     12月になって、一気にクリスマス・シーズンが始まった感じです。
     スーパーではパネットーネやパンドーロ、その他クリスマスにつきもののお菓子の特設コーナーが華やか〜。
     パネットーネも、レーズンのありなしとか、上に砂糖衣があるかなしか、パンドーロもチョコやクリームが
     入ったものなど、いろんな種類が並んでいます。

     クリスマスのお菓子は、チョコレートが多いですね。
     このあたりはヘーゼルナッツの産地なので、チョコレートにヘーゼルナッツクリームが混ざったジャンドゥイオット
     gianduiottoという濃厚チョコレートがふつう。
     それに慣れてしまうと、ふつうのチョコレートはあっさりしすぎている気がしてしまいます。危険、危険・・・

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     そして、この季節になると現れるのがプレゼーピオのコーナー。
     キリスト生誕の場面をジオラマにしたプレゼーピオは、今頃から年明けの1月6日のエピファニアの祝日まで、
     教会や家庭で飾られます。
     昨年はいろいろな教会で見るのを楽しみました。

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     これは先日寄ったホームセンターのプレゼーピオのコーナーで撮ったもの。今年は撮れた!
     羊ちゃんたちも、ごっちゃりとパックされてます(笑)

     こんなふうに、ジオラマに使う建物や、家畜、羊飼い、天使、そして忘れてはならないイエスさま、薪やわら、
     敷き詰める苔などもパック詰めで売られてます。

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写真左上の水を運んでいる人の目がうつろなのが気になる・・・


     12月8日は聖母無原罪の御宿りというカトリックの祝日でお休み。
     この日からクリスマスツリーやプレゼーピオを飾ったりして、本格的なクリスマス・シーズンが始まります。

     今でも日曜日はほとんどすべてのお店がお休みになるイタリアでも、12月は特別。
     市場もお店も日曜開店で、クリスマス・ショッピングの人でごった返すのです。
     この週末は、どこかの市場に行ってみよう。

     さて、そろそろ雪が振るかな〜♪
     初雪を楽しみに、この週末を過ごすことにしましょうか。
     みなさまもよい週末を。
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by sakanatowani | 2012-12-08 02:41 | 季節のこと season's | Comments(8)
   全聖人の祝日
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     最近、どんどんと木々が色づいて、ここはすっかり秋です!

     ・・・と書き始めたかったのですが、この数日で急にぐっと気温が下がり、最高気温が10度あるかどうか。
     この数日は、しとしとと1日中冷たい雨が降っていて、昨日なんてもう手袋が欲しいほど。
     もうすっかり冬の始まりです。

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     昨年、紅葉の真っ盛りで息をのむほどきれいだった風景を、残念ながらカメラを持っておらずに撮り損なったので、
     今年こそはと紅葉を今か今かと待ちながら、毎週土曜日ここを通りかかる日には、カメラを持参していたのです。
     上の2枚は、先々週の土曜日に撮ったもの。
     紅葉真っ盛りにはまだもうちょっとというところ。

     先週の土曜日が、たぶんいちばんきれいだったんじゃないかな。
     ところが「よし、撮るぞ」とシャッターを押したのに、電池切れ・・・あ〜ん(泣)
     ちょうど雨足も途切れて、いい感じで紅葉に縁取られるポー河が観られたのに・・・。

     先週の日曜日には、ヨーロッパ全体に大寒波が来襲したので、それで色づいた葉っぱは散り始めてしまったみたい。
     それ以降、外に出るとほっぺたがひやっと、ちょっときーんとするような、冷たい冬の空気になりました。

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     今日11月1日は、イタリアでは全聖人の日で祝日。
     昨年も書きましたが、この日はイタリアのお彼岸のような日で、みんながお墓参りに行くのです。
     そのときに持っていったり飾ったりするのは菊の花。
     これは一昨日撮ったものですが、うちの近所の教会横のマーケットの花屋さんは、菊の鉢植えでいっぱいに。
     他の花屋さんに配るのでしょう。この日は菊の鉢植えをいっぱいリヤカーに積んで配達する人も見かけましたよ。

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うわ〜、空が真っ青に写ってる!ほんとは下の写真の空よりやや薄いぐらい

     秋はほとんど毎日雨のこの街でも、この日は青空が見える気持ちのよい日になりました。
     こんなにきれいな色になった樹を観ると、もう少しだけこれが続いてほしいなあと思います。
     でもこのあとには雪も降る冬が待っています。

     この街に来てから、すべての街の動き、国の動きさえ止まり、辺り一面がよどんだようになる夏が好きではなくなりました。
     そのかわり、冬が好きになって来たんです。
     いくら毎日、灰色の雲に覆われた、低く暗い空しか見えなくても。
     だって時には、こんなにきれいな雪景色も見えるのですから。雪景色の公園は、この記事の最初の2枚と同じ公園です。

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紅葉の並木のずっと奥に、小さく白い山並みが見えますか?

     でもそんな雪が降るのはまだまだ先。
     だけど一昨日には、待ちに待った雪で真っ白になったアルプスが見えました。
     この白い山々を見るのが、私の冬の勇気や元気のもと。
     これをもう見られるようになったんだ!と、ちょっとワクワクしましたよ。

     この記事を書きながら、昨年はどんなことを書いてたのかなと調べてみたら、なんとシェアアパートの同居人のひとりDの
     お母さんが来ていたんですね。
     ふふふ、このマンマ、今年も来てますよ〜。
     一昨日の夜遅くにこちらに着いたようです。どうやら息子もこの突然の来訪を知らなかったみたい。
     たしか中学校の先生をやっているというこのマンマ。
     イタリアの小中学校はこの週、1週間お休みだったり、諸聖人の日から週末までを連休にするのです。
     今年も、彼女の仕事がお休みになる連休を使って、息子の様子を見に来たのでしょう。
     ええ、もちろん夕べも息子が仕事に行ったあと、マンマは洗濯機をまわしていましたよ(笑)

     こんなふうに今年も、秋から冬へと季節が移っていきます。
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by sakanatowani | 2012-11-01 06:41 | 季節のこと season's | Comments(4)
   マロニエ、注意!
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     朝は10度ぐらいと寒いけど、昼間は20度ぐらいの今日この頃。
     冬が近づいてきた印のどんよりした灰色空、雨模様も増えてきたけど、今年は「秋だな~」っていう期間が
     長いように思います。
     緑が少ないうちの近所だけど、土曜の仕事に出かける時は、緑の公園を横切って、川沿いの緑が見渡せる橋を
     ちょっとゆっくり目に渡り、ほんの5分、10分ほどだけど、これから紅葉が始まるこの時期を楽しむように
     しています。

     以前アイスクリームの樹としてご紹介した街路樹マロニエくんたちもそろそろ冬支度。
     とげとげのついた丸いイガがはじけて、ごろんとした膨らんだ栗のような実を落とし始めました。

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     この実、ぽとん・・・ぽとん・・・なんて落ちるのなら、ちょっと物寂しい秋のイメージにぴったりなので
     しょうが、実際は、ボトボトボト!がんがんがんがん!!っと、ものすごい勢いで落ちてきます。
     以前、屋根がついたバスの停留所にいたときに、実がいっせいに落ちてきたことがあったのですが、
     実が停留所の金属の屋根にあたって、どどどど、どどどど、がんがんがんがん!がんがんがんがん!っと、
     ものすごい音。
     あまりの勢いに、そこにいた他の人たちと、ひゃ~!と、びっくりしたことがあります。

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     そんなマロニエの街路樹の下、こんな道路標識を見つけましたよ。
     「秋季には栗落下」

     この街は基本的に路上駐車。有料の駐車場も、街路樹下にずら〜っとあるのです。
     だから秋には、上からマロニエの実がバラバラと落ちてくるわけで・・・。
     あの実のすごい落ち方を見ていると、その下に車なんて置いていたら、
     運が悪ければボコッと屋根がへこむんじゃないかしら。
     そんなわけで、この注意の道路標識があるのかな。

     シカ注意、クマ注意などの標識は知ってるけど、栗(マロニエの実)注意っていうのもあるんだね(笑)

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     先日歩いていたら、こんな実も見つけましたよ。
     これは柑橘類の実だと思うんだけど・・・。

     ゆずの実ぐらいの大きさで、ボコボコした皮に、桃のような産毛がおおっています。
     においをかぐと、ハッサクのようなさわやかな香り。
     食べられるのかな〜。でも鳥もつついてない、誰もとらないまま実がたわわになってる。
     ということは、食べられないのかもしれません。
     
     いろいろな実が見られる秋のお散歩。
     散歩をしようとわざわざ時間をとろうとすると難しいけど、ちょっとバスを早めに降りて歩いてみよう。
     これからしばらくは楽しめそうです。

                               イラスト中のフォントは、あんずもじを使わせていただきました。     
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by sakanatowani | 2012-10-09 17:11 | 季節のこと season's | Comments(6)
   春の嵐とパスクワ
     一昨日、雹を伴う春の嵐が吹き荒れました。

     幸い、私の家のあたりは、雹がバラバラッと降った程度で、あとはただただものすごい豪雨。
     ところが昨日の朝、うちからバスで10分ほどの図書館に行ってびっくり。
     隣接した庭の樹の陰や、図書館の中庭には、雹の吹きだまりがまだ残っていました。
     ここらへんでは、雹がかなり積もったようです。
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直径7㎜ほどの雹のつぶつぶ。見えますか?


     今日はパスクワ(イースター)でお休み。
     一昨日、そして昨日の午後の嵐で気温もぐっと下がり、平年並みの春の気温になりました。
     そして今日は快晴!
     教会に行く人。親戚の家でパスクワの食事を一緒にする人。
     みんながそれぞれのパスクワを過ごすのでしょう。

     この数週間、その準備のための、誕生の象徴である卵型や繁栄の象徴のうさぎ型、そして神への生け贄の
     の象徴であるひつじ型のチョコレートが、あちこちにあふれていました。
     お肉やさんには、兎やひつじ肉がいつもより出回ります。
     遊びに来る孫たちにあげるのでしょう、ラグビーボールほどの卵型のチョコレートをいくつも持った
     買い物帰りのおじいちゃんやおばあちゃんもたくさん見かけました。

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雑貨屋さんの店先で。誕生の象徴である卵、ひよこ、そしてその親のにわとりも、この時期のウィンドーを楽しく飾ります。

     そして翌日月曜日も、パスクエッタという祝日。
     この日は、友人たちとピクニックに行き、バーベキューをするのがここらへんの習慣のよう。

     私はこの2週間、しつこくつきまとわれていた寝込むほどの風邪にやっとさようならができ、
     さて、自分の仕事をやらなくちゃ!というところです。

     実は年間の祝日がとても少ないイタリア。ある時数えてみたら、日本の約半分!
     宗教の有る無しに関わらず、パスクワ、そしてパスクエッタのお休みは、クリスマス以来の久しぶりのお休み。
     そして春の到来を告げる嬉しい休日なのです。

     みなさんの住むところには、もう春が来ましたか?
     それぞれの方にとって、花が咲き、新しい芽の吹く、楽しい春になりますように!
     でもよく考えてみたら、南半球では春ではないですね。う〜ん、地球って広い!秋のパスクワ。どんなでしょう。
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by sakanatowani | 2012-04-08 17:06 | 季節のこと season's | Comments(2)
   春・春・春〜♪
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     なんだか今年は春というには暑いような日々。
     あちこちで花が満開です。

     先週はじめは、毎年恒例の売り込みのためにボローニャ絵本展へ。そしてそのまま別の仕事の準備へとなだれ込み、
     この1年、中傷と嫌がらせとストレスを与えられるだけで何も得るものがない仕事から、やっとやっと
     開放されました。
     これでつまらないことに関わらないで、自分のことにより専念できるのだなあと、ワクワク♪

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     ところが疲れがドッと出たのでしょうか。丸1日半、急なひどい風邪で寝込むことに。
     寝ても寝ても眠い眠い。
     でもこれで厄落としかな。たっぷり寝たせいか、お肌がつるつるになりました^^
     疲れていたのね〜。

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     この日曜日、こちらは夏時間に変わりました。
     それをうっかり忘れていて、日曜の朝、ふと目が覚めて携帯で時間を見たら6時半。
     まだ早いし、ちょっとふとんの中でのんびりしよう〜と寝ているような寝ていないような、気持ちいいまどろみ。
     さて、そろそろ7時ぐらいかしらと起きてから、コンピュータの時計を見たらもう8時。
     ああ、知らない間に2度寝してたんだな〜なんて思ってたんです。

     やっと昼ごろになって、もしや夏時間?と、よくよく携帯とコンピュータ(自動で夏時間に切り替わります)
     の時計を見比べて、やっとこの日の夜中で夏時間に変わったのだと気づいたのでした。
     なぜか今年に限って、夏時間切り替えは4月の最終日曜日だと勘違いしてました〜。

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     2000年の夏時間の始まる日に、イタリアに住むために来た私。
     途中何年か日本で働いたりしていたので、正確には12年もここに住んではいないのですが、
     まさかこんなに長くいることになるとはと思いつつ、春という、2度目の年初めのような気持ちで、
     今年はいい年にしたいなあと思うのでした。
     こんなふうに穏やかに春の日を向かえられたから、きっといいことありそうです。
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by sakanatowani | 2012-03-28 01:38 | 季節のこと season's | Comments(2)
   雪、凍結保存されてます
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アパートの建物の扉を開けて息を吸う。す〜
鼻に2本、ひんやり冷たい管が通ったよう。

昨日の朝8時。気温はマイナス10度でした。

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寒くなるともうもうと霧で立ち篭めるポー河も、この寒さで霧は少なめ。温泉みたい。冷たいんだけどね^^;

     
前回の記事を書いたあと、また記録的な暖冬が続いていたのに、
1月最後の土曜の午後に初雪。

わ〜、雪だ〜と喜んでいるのも束の間、
そのまま6日間、ざんざん、ざんざんと降り続きました。

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はじめの数日の雪では、歩道のレンガもこんなにきれいな模様に

     
郊外のスキー場ならともかく、この街中に20㎝の雪が積もるなど珍しく、
街中の学校が休校になる日もありました。

この雪景色を楽しもうとカメラ片手にうろうろするの物好きは私だけじゃないと見え、
写真を撮っている人によく会いました。

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美大の版画工房も雪で埋もれ(この日の授業はありました。よかった)

     
雪がやっとやんだ木曜日の夜。
今度は寒波がやってきました。
今週1週間は、最低気温マイナス15〜20度の予報が続いています。

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よく行く図書館横の公園も雪がたっぷり。雪をかぶった樅の樹はやっぱりきれい

     
実は少し前に、ポーランドにお住まいのudonnadieuさんのブログ
「そちらのマイナス10〜15度の世界が想像できません」ってコメントしたばかりなのに、
     まさかその翌週には、私もその世界に住むことになろうとは。

     
私のコンデジはこの寒さで電池の消耗が激しく、手で温めてからでないと反応しなくなっちゃいました。
両手で包んで温めてあげると機能するコンデジが、かわいいなと思います。

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雪がやんだ日。公園にはこんな人が座っていました^^

     
どんより薄暗くて寒いだけよりは、雪があった方が嬉しい。
いつもと違った景色の中を散歩できるのも楽しい。
この寒波で、積もった雪は凍結保存されてます。
これからどんな景色を見せてくれるのかな。

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いつもの売店も公衆電話も、雪の中だとなんだかおしゃれ

     
日本各地もとても寒いようですね。
北欧、北米のもともと寒い地方では、いっそう寒さが増していると思います。
温かくして、足元に気をつけてお過ごしくださいね。

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ポー河横の公園は、雪景色がとってもきれい。除雪されてなくても歩きたくなる
  
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by sakanatowani | 2012-02-05 18:19 | 季節のこと season's | Comments(12)
   寒っ!冬がきた〜
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数日前の朝に、急に冬が来ました。

外はみんな真っ白白。

朝の最低気温、マイナス8度だって。昼間も4度。

外歩いてると、寒さで顔が痛いよ。

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この街は夕方から夜に霧が立ちこめるので、急な寒さで霧が全部霜になっちゃうんだね。

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金属の柵も霜だらけ。

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葉っぱもみんな真っ白白。

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公園の地面もみんな真っ白。



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やっぱり寒い方が冬らしい^^

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by sakanatowani | 2012-01-19 02:51 | 季節のこと season's | Comments(14)
   プレゼーピオ2
     前回は、長い長い記事で失礼しました^^;
      なんだかクリスマスの思い出を書き切ってしまいたくって。おかげですっきり。
      もし全文読んで下さった方がいらしたら、どうもありがとうございます!

      本当は、1週間前に登稿しようと思っていたこの記事。
      とっくにクリスマス・シーズンは過ぎてしまいましたが、素敵なものをたくさん見たので、遅くなりましたが、
      ここに載せることにしました。またおつきあいください。


     月曜から美大がまた始まりました。
     久しぶりの友人に、「明けましておめでとう」のつもりで「ブォナンノ〜(Buon Anno)」と言ったら、
     「ありがとう。ブォナンノ!」と返されました。
     ん、ありがとう?
     イタリア語のブォナンノは、年末に言えば「よいお年を」、年始に言えば「明けましておめでとう」のつもりで
     言っていましたが、実際は、「あなたにとって、いい年になりますように」の意味なんだ〜って、今さらながら
     実感した今年(笑)


     1月6日は、エピファニア。
     イエス様のところに東方の三博士が到着してお目にかかった日という祝日です。

     ところがこの日イタリアでは、魔女ベファーナがほうきにのって、いい子の靴下にはお菓子を、悪い子の
     靴下には炭のお菓子を入れていってくれるのです。
     なんだかちょっとサンタさんも混ざったようなお話^^
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ウインドーにはニコニコ顔の魔女ベファーナがいっぱい

     このベファーナが持ってくる炭も実はお菓子。黒い軽石状になったお砂糖です。
     その昔修学旅行で行った富士山のお土産屋さんで見た溶岩飴(だったかな?)にそっくりなんです。
     こんなとこで再会するとは!
     うっかり買い損ねてしまったので、実物を見たい方はolivolivoさんの記事をご覧ください。
     olivolivoさん、どうもありがとう!


     この日でクリスマス・シーズンも終わり。
     プレゼーピオもまた、1年後までしまわれます。
     今年はいくつかの教会に見に行ったので、写真が多いですが、いろんなプレゼーピオをご紹介します。
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     前回ご紹介したルッツァーティのプレゼーピオにもイエス様が。
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まわりには、糸を紡ぐ人や漁師さんもいます

     アドヴェントカレンダーも全部開きました。
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     アパートの入り口のクリスマスツリーの下に置かれるプレゼーピオ。
     各家庭でつくるプレゼーピオは、こんな感じです。
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     クリスマスの休日には、プレゼーピオを見に、あちこちの教会に行ってみました。
     この街でいちばん大きく、機会仕掛けで動く木製のプレゼーピオ。1900年代初頭のものです。
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人影で、その大きさがわかりますか?左側にはこの倍ぐらいさらに情景が続いています
    
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     イエス様の回りには、みんなが祝福にやって来て・・・肝心な部分なのにボケボケ^^;
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     町の人々もおじぎをし、
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     その左側には、人々の日常生活の様子が広がります。
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夜にもなります。右側の動物の頭は、修理、修復の際に取り出されたもの。木彫りの素朴な人形です


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     ドゥオーモ(その町でいちばん位のある教会)のプレゼーピオは美しく
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     祭壇の横には、クリスマスミサの時にみんなに拝まれたであろう、等身大の聖家族のプレゼーピオ。

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     その昔、王様の教会であったところには、天使ガブリエルがマリア様に受胎告知をする美しい彫刻とともに
     こんなプレゼーピオが。

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左のほうに、イエス様の生まれた馬屋の上の天使を仰ぐ人形の陰が見えますか?
     私がよく行く教会のものは、信者の灯すロウソクとともに。

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     こんな素敵な等身大の木彫りのプレゼーピオにも出会いました。

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     最後はパン屋さんのウィンドーいっぱいに飾られたプレゼーピオ。

     イエス様のお生まれになった馬小屋は、上の段の左から2番目。
     このプレゼーピオは、1段目のお店の様子の部分が大きいですね。
     大工さんに八百屋さん、羊飼いや鶏に餌をやる人。そして大きな大きな「パン屋」の看板^^


     こんなふうに、教会だけでなく、パン屋さんも仕立て屋さんも、銀行でもプレゼーピオを飾ってあるのを
     見かけたことがあります。
     みんながイエス様の誕生日であるクリスマスを、こんな形で楽しみに待ち、祝うというのが、イタリアの
     クリスマスのもうひとつの表情です。
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by sakanatowani | 2012-01-16 00:53 | 季節のこと season's | Comments(2)
   クリスマスの思い出3
     毎年クリスマスが来て、みんなが家族と過ごす雰囲気を横目で見ながら、大晦日になると「さあ、お正月だ」
     って日本モードがぐっと入る。
     なのにまわりは花火をあげ、パネットーネにスプマンテの年越しパーティにワクワク出かけ、私は花火の音を
     聞きながら静かに年越し、そして元旦に小さなお節もどきをつくっている時、まわりは明け方まで騒いでいた
     のでみんな寝ていて街は静か。
     そんなまわりとちょっとずれた感覚でおもしろいな〜と思いながら、いつもこの時期を過ごしています。
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     もともとクリスマスは「家族の行事」なので、行事やメニューはその家族の出身地によって違います。
     またトリノは、70年代にここを拠点とする大自動車産業の発達のため、南イタリアからの労働者が多く
     集まった街。
     その人たちがここに住み続け、それぞれの出身地の習慣を守って生活しているので、クリスマスのいちばんの
     ごちそうを食べる日が25日の昼の家族もあれば夜の家族もあり。
     またパートナーの家族へのおよばれもありますから、それが26日の昼だったり夜になったりと、
     クリスマス前はそのスケジュールの調整に忙しそう。

     基本的に24日は肉食を断つ意味で魚を食べ、25、26日はごちそうというところが多いようですが、
     南の方ではクリスマス当日も魚を食べるところも多いそう。
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     プリモで食べるパスタも、日本のお雑煮が各地で違うように、その家族の出身地よって違います。
     ペルージャあたりでは、トルテッリーニというラビオリの一種をブロード(具なしスープ)に入れたもの。
     ここトリノでは、トリノ方言でタヤリンとよばれるタリアテッレ(幅3〜4㎜の細めのきしめんタイプのパスタ)
     や、小指の指先ほどの小さなラビオリ・アル・プリンが食べられます。
     このラビオリ・アル・プリン。その昔は、前日の肉のローストや冬のこの地方の定番メニューである茹で肉の
     残りを詰めてつくられていたもの。
     数年前に居候させていただいていたお家では、クリスマスの数週間前から、おばあちゃんがひとりでこの
     ラビオリ・アル・プリンを手作りするのを、毎週日曜日に孫がお手伝いにいって、クリスマスを当日までに
     10数人分を準備していました。

     イタリアに住んで家庭のイタリア料理を知れば知るほど、イタリア料理というのは、世界で絶賛されている
     レストランで食べられる料理とは全く違う、農家や狩人、漁師さんたちがけっして楽ではないふだんの生活の
     中で食べられていたもの、クリスマスなどの行事のたびに工夫してできるだけの料理を家族みんなで味わった
     ものが、今でも食卓に並んでいるんだなあということを思います。
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     お腹いっぱいの思い出(長〜いので、興味のある方だけどうぞ)
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by sakanatowani | 2012-01-06 07:05 | 季節のこと season's | Comments(6)