カテゴリ:旅行 trip( 6 )
   あ、オクトーバーフェストか!
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     「え、何?!なんで民族衣装がこんなにいっぱい?!」
     8月の終わり、デュッセルドルフのデパートを妹と歩いていたら、こんな景色にぶつかった。
     「ああ、オクトーバーフェストだからね。そういわれれば、こんなのドイツだけかもねえ。毎年のことだから
     気づかなかった」と妹。

     デパートの1階、化粧品や時計、万年筆、文房具などがある階の真ん中あたりに、特設コーナー!といった感じで、
     どわ~っと集まった民族衣装。
     それを着るマネキンたちの後ろには、わらのブロックなんかまで飾られたりして、(私から見ると)異彩を放って
     いました(笑)

     オクトーバーフェストといえば、ミュンヘンを発祥とするビールの祭典。
     ビールといえば、ミュンヘン、札幌、ミルウォーキーといわれた時代を経て(笑←これを知ってる人は同年代?)、
     今では世界の至る所で行なわれてますね。
     wikiによると、「10月の第1日曜日を最終日とする16日間」
     ってことはまさに今!
     世界中で、何百万人の人がビールに酔いしれてるんだろう。
     もちろんヴルストも一緒にね。
     アルコールアレルギーの私は、会場の匂い、ビールくさい息だけで、もう効果てきめんなこと間違いなしだろうけど(泣)

     それにしてもね、このために、民族衣装を着る。しかもそれを毎年じゃなくても数年おき(?)に買い替える
     なんてこと、想像もしてませんでしたよ。
     しかも8月末にもうデパートの、しかも1階に特設会場があるなんて!

     興味津々で見てみたら、下着からアクセサリーまでそろっています。
     下着、というのは、あの衣装を着るためにぐっと胸を持ち上げるためのボディスーツのようなものですよ。
     そしてアクセサリーは、エーデルワイスやブレッツェルをモチーフとした、ネックレスやイヤリング。

     へ〜、エーデルワイスがこの衣装に合うモチーフなのか〜と思いながら、ブレッツェルのイヤリングには、
     ちょっと心ひかれました^^

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こっそり隠し撮り状態だったので、変な写真でごめんなさい

     デパートを出て、デュッセルドルフの目抜き通りを渡ります。
     するとそこにあるデザイナー・ブランドのブティックのウィンドーも、民族衣装のマネキンさん。
     妹は、「うわっ。ブランドからも出てるのか~。オクトーバーフェストの中継をするタレントたちは、
     こういうところで毎年買うわけね~」とつぶやいてます。

     そうか、そうか。ドイツの秋の祭典であるオクトーバーフェストはテレビで中継されるわけですね。
     そこに欠かせないタレントさんたちは、もちろんフェストにはこの衣装を着るわけで、しかも毎年同じものを
     着たりはしないでしょうしね。
     だからこういうのもあるんだ。デザイナー・ブランドの民族衣装。考えたことなかったな。
     あ、でも、ブランドとコラボの浴衣とかあるし、そういうのと同じってことですね〜。

     デパートでも、妹が別の買い物の支払いをしてる間だけで、何人かの人が衣装の試着を嬉しそうにしてるのを
     見かけました。
     タレントだけでなく、一般の人も、この衣装を用意しながら、待ちに待ってるお祭りなんだなあ。
     確かにお祭りの雰囲気にどっぷりつかって楽しむなら、衣装もそれにした方が、ずっと楽しいよね〜。

     みなさんの住んでいる国、地方にも、こういう風に、衣装をそろえて待つようなお祭りがありますか?
     私は今も、今まで住んだところも、そういうお祭りがなかったので、このオクトーバーフェストの準備が珍しくて
     楽しかったのですが、昔からの大きなお祭りがあるところでは、こういうことも、当たり前なんでしょうね。

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けっこうカラフルな色のものも売られてるんですね

     ところで!
     ↑に書いた、「ミュンヘン、札幌、ミルウォーキー」って、たぶんビール会社の広告だったんだろうけど、
     そういえば、CM自体に記憶がないなあって調べてみました。
     そしたら、サッポロビールの1959(昭和33)年CMだそうですよ!
     いくら何でも私は生まれてないなあ。
     でもなんでそんな言葉知ってんだろう・・・と、頭の中の記憶の引き出しをかき回してみました。
     
     たぶんね、小学校か中学校の社会の先生が、「ミュンヘン、札幌、ミルウォーキー♪っていうけど、そこが
     ビールの生産量の世界1~3位じゃないんだぞ~」とかなんとか授業で話してくれて、その歌の部分だけが
     頭に残ってしまったのかと。
     だって、社会のテストで答えが思い出せず、「そういえば、先生がああいってたなあ」って、その3都市を書いた
     記憶もあるのに(笑)、調べてて見つけたCMの音楽を聴いてみたけど、まったく覚えがなかったのです。
     授業で教えてもらったことはまったく覚えておらず、なのに見たこともないCMの文句だけは覚えてるって・・・
     コピーの力はすごいなあ。
     そして先生、ちゃんと授業で教えてくれていたのに、コピーしか覚えてなくてごめんなさい(笑)

     話がずいぶんそれてしまいましたが、ビールが大好きな方、楽しいオクトーバーフェストを!
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by sakanatowani | 2012-10-05 00:46 | 旅行 trip | Comments(8)
   ドイツの教育制度
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     実は今回ドイツに行ったのは、8月の終わりにあった甥っ子たちの入学式に出席するためでした。
     甥っ子1のギムナジウムの入学式、甥っ子2の小学校の入学式が、なんと同日同時刻。
     そのための参加者増員のための助っ人です。

     ギムナジウムというのは、日本でいう小学校5年生から高校までの年齢の子が通う学校で、
     将来大学に進学するのを前提とした教育課程。

     私が出席したのはこのギムナジウムの入学式。
     学校に入ったとたん、まわりに背の高~い男の子や女の子がいっぱい!
     みんな、入学式を手伝う案内役の上級生たちです。

     背の小さい私は、6歳の甥っ子2は毎日私たちをこんなふうに見ているのかな、なんて想像しながら、
     大きな案内役の子たちの間をぬって、学校の講堂に入って行きました。

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     入学式はまず、上級生の子たちの新入生歓迎のパフォーマンスや劇。その後、各クラスの新入生が舞台上へ呼ばれて、
     そこですぐに担任の先生と一緒にクラス写真の撮影です。なんて合理的!
     写真撮影前には、それまで舞台を飾っていたたくさんのひまわりが、新入生に1本ずつ贈られました。
     入学式といえば桜、そして実家の庭にその頃咲く木蓮の花の印象がありましたが、ひまわりで始まる入学式も
     とっても楽しくて素敵です。
     そのあと、生徒たちは担任の先生と教室へ、残った保護者たちへは校長先生のお話がありました。

     8月の末、ドイツの例年のその時期にしては暑い日で、保護者の服装も様々。
     ジャケットを来た人、ビーチサンダルにタンクトップの大きなおなかを抱えたお母さん、軍隊の制服らしきものを
     着たお父さんは、式の途中で仕事のためでしょうか退席したり。
     あるお母さんは、下の子の入学式との掛け持ちでしょうか。式の途中でシュールテューテを手に入ってきてました。

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     シュールテューテとは、もともとは小学校の新入生に両親から贈られるコーン型のもの。
     高さは60センチ以上はあるでしょうか。小学1年生の子が持つと、ものすごく大きく見えます。
     このコーン型の中に、ちょっとした文房具(学校での必需品とは別)やお菓子などが入っていて、それを入学の
     お祝いに贈るのが習慣です。
     ですが兄弟がいれば、「僕も(私も)欲しい~」という声が出るのは想像に難くないこと。
     兄弟用に、ちょっと小型(それでも40~50センチ)のシュールテューテも売られています。
     こんなこと、子どもがいなければ知らないドイツの習慣ですね。

     甥っ子2の小学校の入学式は、プロテスタントの教会での入学ミサから始まりました。甥っ子1のギムナジウムでも
     後日改めて入学ミサがありました。
     学校にもよるのでしょうが、入学式と教会ミサがこうやって結びついているのも興味深くありました。
     入学式なんて、日本にしかないものだと思っていたのでちょっと意外でしたが、ドイツの別の顔を見る
     よい経験だったと思います。

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     実は私、もともとはドイツでアートの勉強をしようと思っていたので、ドイツの大学を調べていた時期がありました。
     ようやく希望の学科のある美大を見つけて連絡したところ、「日本で美術教育(美大もしくは美術高校)を
     終了していないのなら、ドイツの高校から再度勉強をしてください。美大に入学するのはそのあとです」と言われ、
     当時35歳だった私は「この歳で高校はきついなあ」と、ドイツをあきらめることにしたのです。
     現在では状況は変わっているかもしれません。

     甥っ子1は日本で言えば小学5年生。それですでに大学進学を前提としたギムナジウムという学校に入るわけです。
     ギムナジウムの他、将来専門職に就くための学校などもあり(美術関係はこちらでしょう)、つまりドイツでは、
     小学4年を終えた時点で、今後の進路を考えて、次の学校選びをするシステムになっているのです。
     もちろんギムナジウムの校長のお話で「最初の2年はお試し期間」とあったのですが、このように、ギムナジウムが
     自分にあっているかを見極めて、その後学校を変更することもできるよう。

     だから将来美術の道をと決めた場合、それにあった教育が、かなり早いうちから始まるということ。
     ですから私の場合も、より美術の専門的教育が始まる高校から入り基礎を得た上で、美大に入るように
     言われたのでしょう。

     今通っているイタリアの美大から、1年間ドイツの美大に留学した同級生がいますが、彼の話によると、
     まず美大に入るのに厳しい選抜試験があり、それによって入学した人は、つまり将来その道でやっていこうと
     思っている人たち、そしてそういう情報も自然にそこに集まってくるということ。
     生徒それぞれが工房の鍵を渡されて、毎日何時間でも自分が使いたい時に工房が使用できるようになってもいる
     そうで、専門教育が将来の仕事と結びついているという感じがありありで、イタリアのもう悲しくなるぐらいの
     美大の環境の悪さや、将来とまったく結びつかない状況に接していると、各国の事情、考え方の違いというのが
     はっきりと見えてきます。
     それぞれの長所短所は別にして、教育と職業が密接につながっているドイツの考え方を垣間みたような気がしました。

     一方、小学校では、入学生には1年間、各生徒にひとり、小4(つまり小学校の最上級生)のお世話係の子が
     つくそうです。
     入学式前には、お世話係の子から写真入りの手紙が届き、入学式で顔合わせ。
     甥っ子2の場合は、先のシュールテューテもこのお世話係の子から手渡されるように、学校側が取りはからって
     いました。
     休み時間に一緒に遊んだり、運動会などでも一緒に組む競技があったりと、入学生は学校という環境に馴染んで
     いけるよう、そして大きな子は小さい子の面倒を見るという機会を得るという、お互いに利点のあるシステムのよう。

     今まで食べるだけだったドイツ(笑)も、甥っ子たちの生活を垣間みることで、その教育制度の一部分を
     のぞくことができました。
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by sakanatowani | 2012-09-27 04:42 | 旅行 trip | Comments(6)
   食べに行くドイツ2
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     私の実家では、昼間食べたものを帰宅してから報告するという習慣があります。
     これ、うちだけなんでしょうか?
     ずっと、どこの家もそうなんだと思っていたのですが、どうもそうじゃないらしい。
     なんて食いしん坊な家族!(笑)

     もともとは、社食や給食のメニューとその翌日の夕食のメニューが重ならないようにと、母が私たちに
     「今日何食べた?」と聞き始めたことが発端らしいのですが、私たちにとっては物心ついた時から
     「今日は○○食べたんだよ」と報告するのが習慣に。
     そんなわけで、妹と私の会話の中心は自然といつも食べ物のこと。

     「お姉ちゃん、何食べたい?」
     そんな会話から、今回、本当にいろいろなものを食べさせてもらいました。
     豚キムチ(キムチが恋しかった~!)、揚げ出し豆腐(お豆腐~!)・・・ふつうのご飯のおかず、
     そういえばそういうものもあったねえという、ふつうのおかずがおいしいんですよね。
     最後の晩には日本料理店に連れて行ってもらい、もずく酢、ゲソあげ、枝豆などなど(下戸だけど酒の肴好き)に
     お寿司もおなかいっぱい食べました。
     そして何よりも、炊飯器で炊いた日本のご飯! これはふつうにおいしかった!
     自分がふだんいかにまずいお米をふつうに食べてたのかを痛感しましたよ(泣)今の家に付属してるお鍋はおいしくご飯が炊けな~い

     日本に帰ったのは6年前に10日だけ。その前は9年前だから、こういう日本食材を口にしたのは6~9年ぶりだったわけです。
     だからもう楽しく楽しく食べちゃって、写真は全然撮ってません(笑)

     その中で、唯一写真に残っているのが、これまた恋しかったたこ焼き!

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ああ、せっかくのたこ焼きの写真がボケボケ!

     妹の旦那さんが食事会で外食の晩、妹と甥っ子2人と一緒に焼き焼き。
     たこは今住んでる街でも手に入りますが、それは丸ごと1匹の冷凍たこ君。
     ひとりでたこ1匹を全解凍というのは食べるのが大変なので手を出していませんでした。
     そしてソース味! この味って、こちらにいると恋しくなるんですよね~。
     青のりもおいしかった~。

     もし今後、外国で暮らすことがあったら、ぜひ自分だけのキッチン、自分だけの冷蔵庫を持って、
     たこ焼き機も持ってくるんだ~と心に誓ったのでした(笑) あ、あと炊飯器もね!

     そういえば、ドイツと言ったらの町の中での立ち食いヴルスト(ソーセージ)がまだ出ていませんね。
     ええ、食べましたとも!
     ひとりで美術館に行った時、「今日はドイツでの最後の昼食。これは食べねば!」と、旧市街の市場の屋台で。

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     目の前の鉄板の上では、茶色っぽいのと白っぽいのと2種類のヴルストが、次から次へとジュージュー
     焼かれています。
     お昼時だったこともあってみんながどんどん買って行く中、売り子のおばさんは私に気づいていながらも、
     さりげな~く無視していく。
     ここにはドイツ語ができない日本人は山ほどいるので、面倒だなって思ってるんでしょうね。
     そうだそうだ。こういうこと、イタリアに来て始めの頃よくあったよな~とにやっと思い出しながら待っていると、
     売り子のおじさんの方が声をかけてくれました。

     さあ、ドイツの味。ヴルストをゲットです!
     が、写真を撮ってないんです~(涙)
     それはそれは見事な「これぞドイツのヴルスト!」という姿、大きさで、写真を撮りたくてたまらない。
     でも、立ち食い用のマスタードののった小さなテーブルのところで、隣の男の子が、ジ~~~っと私を
     観察しているのです。
     もう穴の開くほどジ~~~っと(笑)
     そんなわけで、写真は撮り損なったのです。ああ、小心者・・・

     クラストはバリッと、中はふわっとした白いパンに挟まれた大きな大きなヴルスト。
     これはヴルストが主役であって、パンは添え物。
     いいえ、ヴルストを持つ手が汚れないようにのナプキン代わりにパンが存在してるように見えるのは私だけ?!

     まずはマスタードをにゅる~んとのせて・・・あ、ハチだ。え~ん、あっち行ってよ~。
     なぜ避けても避けてもついてくるの~?!
     ドイツにいると、マスターとを使うと必ずどこからかハチが寄ってくる気がする。気のせいかしら?

     ヴルストをかじる。パリッ! 肉汁がじゅわ~っと・・・
     ちょっとしょっぱいかな~。パン、パンが食べたい。が、パンのどこをかじればいいの?!
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     断面図を見てください。
     パンの切り込みが浅いのです。ヴルストの深さギリギリしかない。
     そうなると、食べられるのは、手で持ってるパンの部分だけ。でもそこは食べにくいのよ~。

     ドイツの人はどうやって食べてるのかな。ヴルストだけだとしょっぱいと思うんだけど。
     ハチと子どもの視線と戦っていて、周りを見る余裕はなかったわ。
     次回行く時は、ゆっくり周りを見回して、みんながどうやって食べてるのか観察してみよう。

     はじめはヴルストだけでお腹いっぱいになるかな? みんながやってるように、ポメス(フライドポテト)も
     頼もうかな、と思ってたけど、ヴルストだけでおなかい~っぱい。
     外出先でちょっとおなかがすいたかなというとき、炭水化物があんまり好きではない私には、ピザしかないのがちょっと不便。
     ヴルストがあったら嬉しいかもという考えが、ちょっと頭をよぎりました。

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     ツォンスに行った時も、せっかくだから食べてみましたよ。
     カレー味のケチャップがかかったカレーヴルスト。

     これはドイツ人がみんな好きなメニューだというけど、屋台では、ヴルストが細かく切られていて、そこに
     どばっとカレーケチャップがかかっているんだとか。
     これはこれでおいしかったですよ。
     でも私はマスタードだけの方が好きかな~。

     さて、いろいろ食べて大満足の今回のドイツ行きでしたが、唯一の心残りは、ドイツのでっかいケーキが
     食べられなかったこと。
     何しろ、話せる唯一のドイツ語の完全なフレーズが、「アプフェル・クーヒェン ミット ザーネ ビッテ
     (生クリームつきでリンゴケーキをください)」だという私(笑)
     ドイツの生クリームやリンゴ、ベリー類、クヴァルクをたっぷり使ったケーキが大好きなのだ。
     でもなにしろでっかい! それを知ってるだけに、パンやヴルストを食べるのに忙しくて、今回おなかが
     ケーキにまで回らなかったの。
     残念~!(泣)

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     とはいえ、パン屋さんのケーキは何回か食べました。
     これもけっこうでっかいので、数個をみんなで分け合って。
     プラムのタルトを買ったとき、パン屋さんに「生クリームはいる?」と聞かれてびっくり!
     パン屋さんでもケーキに添える用の生クリームは当たり前のように常備してるんだ~。

     びっくりしながら「いいえ、けっこうです」と答えていたら、私の次に並んでいたおじさんが英語で話しかけてきた。
     「生クリームつけないのは、スリムな体型を保つためかい?(笑)」って。
     すっかり英語が口から出てこなくなった私は、しどろもどろしながらも「こういうケーキにも生クリームを
     つけるなんて知らなかったのよ」と言ったら、ニコニコしながらおじさんは「このケーキに生クリームを添えるのは、
     僕にとっては基本だよ」って。

     ずいぶん前、やっぱり妹宅で大雪の日だけど生クリーム添えのケーキが食べたくて、妹のだんなさんに
     ケーキを買いにケーキ屋さんまで行ってもらった時のこと。
     生クリームもつけてもらえるかなあとタッパー持参で行ってもらったら、ものすごい量の生クリームを
     タッパーに入れてくれたことを思い出しました。

     今度行った時は、絶対絶対、ケーキを食べよう~!


                               イラスト中のフォントは、あんずもじを使わせていただきました。

     番外編
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by sakanatowani | 2012-09-23 20:59 | 旅行 trip | Comments(4)
   食べに行くドイツ1
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     私はアジアの国が大好きで、アジアの国々をたくさん旅行してきたと思っていたけど、よく考えてみたら
     いちばん何度も訪れているのがドイツ。
     純粋に旅行として訪れたのは2回。あとは妹が留学してるからとか、妹が住んでいるからとかなので、
     ドイツには旅行に行くというよりも、そこに暮らしてる人の家に行くという感覚で行くことがほとんど。
     だから今回も、「さて、ドイツに行ったら、あれを食べたい、これも食べたい。あれを買ってこよう」と
     考えていて、いわば「食べに行く」とか「買い出し」のような気持ちでした(笑)

     ドイツでの食の楽しみといったらパン
     パンが大好きなのに、私はイタリアのパンが大の苦手で、日常でもほとんど食べなくなってしまいました。
     イタリアのでもおいしいパンを見つけたのですが、今は冷凍庫のスペースがないので断念せざる得ない状況(涙)
     だからドイツに行ったら、どっしりしっとりの黒いパンや甘いパンをどっさり食べようと、
     出発前から楽しみにしてたんです。

     なのに、今写真を見てみると、全然パンの写真がない!
     どうやら夢中で食べていて、写真を撮ることなんて考えてもいなかったようです(笑)

     町に出かけたときに、妹と美術館そばの公園のベンチで半分こして食べた巨大ツナサンドとシュネッケ
     (カタツムリという意味の、ぐるぐる巻いたレーズン入りデニッシュ生地にお砂糖のグレーズがかかったパン)、
     別の日に、やはり妹とライン川岸のベンチで食べたグヴァーク(水切りしたヨーグルトに似たフレッシュチーズ)の
     甘いデニッシュとごまのたくさんついた塩味パンもおいしかった!
     こういうしっとり系のパンやデニッシュが食べたかったの〜!
     ご飯ももちろんだけど、パンも食事に欠かせないもの。こういうものがおいしいっていいよね〜。

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     実は今回ドイツに行ったのは、甥っ子1と2の入学式に出席するという目的がありました。
     その2人のお祝いの昼食に行ったザ・ドイツ料理!のお店。

     地元ビールの醸造も同じ敷地で行なっているお店なのですが、私は下戸なのでいつものアップルジュースで。
     アップルジュースがおいしいので、これも私のドイツでの楽しみのひとつ。
     甥っ子たちはアップルジュースを炭酸水で割ったものを頼んでいましたが、私は残念ながら炭酸水が体質に
     合わないのでパス。
     でもふつうのアップルジュースより甘みも当然少ないので、食事のときにはこの飲み物は良さそうです。

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     ど〜ん!
     私が頼んだデュッセルドルフ風ステーキです。
     どうやらデュッセルドルフはマスタードの産地らしく、このステーキの上にはマスタードと炒めたタマネギの
     ソースがのっていました。
     見た目はそんなにでっかいステーキではなかったですよ。
     女性の手のひらかそれより小さいぐらいで、厚みは3㎝ぐらいだったかな。

     マスタードソースは5歳の甥っ子2でも食べられるぐらい辛くなく、いいアクセント。
     お皿の半分は大盛りサラダですから、そんなにぎょぎょっというほどの量ではないです・・・が

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いちばん手前が私のジャーマンポテト。奥に甥っ子1のクラムクーヘンと妹の目玉焼きのせハンバーグ。

     じゃ〜ん! この写真手前のジャーマンポテトもついてるんです!(お皿の直径15㎝強)

     私から見たら、ステーキと大盛りサラダでOK、なんですが、ドイツでははやりジャガイモは欠かせないらしい。
     こうやって別皿で、ジャガイモの付け合わせがやってくるメニューが多いみたい。

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あまりの迫力に写真撮影(笑)

     どど〜ん! これは妹のだんなさんが頼んだステーキの付け合わせ。
     長さ15センチぐらいの立派なおいもに、クヴァークとハーブを混ぜたものがた〜っぷりとかかっています。
     私だったら、このおいもの付け合わせだけで一食になるな(汗)

     ステーキに大盛りサラダにジャーマンポテト。
     私は決して小食ではないですが、さすがにこれは多い! ひとりで間食するのは無理でしょ〜。
     ということで、お肉半分とジャーマンポテトのほとんどは、甥っ子1、2のおなかへ。
     大満足においしくいただきました♪

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     さて、別の晩には、「基本のドイツ料理。ブルスト(ソーセージ)をまだ食べてないでしょ〜」と、
     おうちでドイツドイツした晩ご飯。
     ブルストを焼いて、茹でたジャガイモにクヴァークをかけて、そしてブレッツェル(プレッツェル?)も。

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     実はこのブレッツェル。今回の旅行で、そのおいしさに目覚めたもの。
     今までは機内食などでよく出る小さなスナックのプレッツェルしか知らないで、ドイツの街角で売られている
     大きなブレッツェルもあのスナックの食感だと思っていたのです。
     だから今までドイツの街角で、ベビーカーに乗った小さな子どもがブレッツェルをかじっているのを見かけるたび
     「あんなパサパサしたものを、よくあんなにたくさん食べられるな〜」と思っていたのでした。
     ところが今回、あのスナックとブレッツェルは違うもの。ブレッツェルにバターをたっぷり塗って食べると
     おいしいんだよ〜と教えてもらって、また新しいドイツの味に開眼しました(笑)

     まだ続く私のドイツご飯記録(笑)
     長くなったので、続きます。


     
 
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by sakanatowani | 2012-09-16 18:55 | 旅行 trip | Comments(6)
   中世の街 ツォンス
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     今回行ったのは、北ドイツのデュッセルドルフ。
     とはいえ前回も書いたように、ずっと妹家族の家にいて、ほとんど外出らしい外出もしなかったので、
     何を書こうかな~と思っているうちに、日にちが過ぎてしまいました。

     旅行らしいことと言ったら、デュッセルドルフ空港に着いたとき、表示がわかりにくくてうろうろ。
     ちょうど同じ飛行機で来たらしい神父さんのグループについていったら、それはトランジットのイミグレーション
     (パスポート・コントロール)の窓口だったというハプニングぐらい(笑)
     「EU内の移動なのにパスポート・コントロールがあるのか~」なんて思ってのんきに列に並んでいたらイミグレの人に
     「あれ?あなたはここからどこに行く人?」と聞かれて、初めて出口を間違えたことに気づいたよ(爆)

     そんな日常の場を移動しただけのような日々の中、最終日に唯一行った観光らしい外出。
     まずは中世の町ツォンスについて書いてみようと思います。

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ツーリスト・インフォメーションで子どもにいただいた町のピン。甥っ子2が「いらない」というのでもらっちゃいました♪

     ツォンス(Zons)は、デュッセルドルフの近くにある、城壁に囲まれた小さな中世の町。
     城壁の大きさは1km四方ぐらいで、その四つ角を、税関の塔、見張りの塔(だと思う)、領主の館、
     風車小屋で囲まれています。

     今は博物館になっている元領主の館の他は別に観光地らしいところがあるわけでなく、教会があり、薬草園(ハーブ園)
     があり、その昔のパン屋だったというタグがついた家があり、ツーリスト・インフォメーションも午後3時から
     (だったかな?)というのんびりムード。

     私はこういう場所、けっこう好きです。

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     でも城壁外のパーキングには、車だけでなく、訪れる人の自転車がずらりと並び、電動自転車用の無料電気チャージ機
     もありました。
     訪れた日は、今年最後の夏の週末という感じのいいお天気で、週末のサイクリングにちょっと寄っていこうか、
     というオランダからや近郊に住む人が多いのかもしれません。ここはオランダとの国境ももう近くです

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教会の扉(左)と薬草園(右)

     こういうところに来て楽しいのは、その当時はどういう風に生活していたのかなと想像すること。
     町全体の4分の1弱の面積を占める敷地に住む領主のもと、城壁の外に今も広がる畑で麦をつくり、
     町の風車でそれを挽いて、町のパン屋がそれを焼く。人々は領主に守られ、領主のために働き、
     そしていつも教会に集って神に祈っていたのでしょうか。
     生活に必要な施設がすべてそろっている最小単位の町。そんな印象でした。

     当時の人たちは、この城壁の外のこと、外の町のことを、どう思っていたのかな。
     外のことなんて、考えることもなかったのかもしれないな。
     神様のもと、自分たちの毎日の生活が送れるのだから。

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領主の館の庭にある塔と、その向こうに見える教会の屋根

     とはいえ、現在のツォンスには、普通に人が住んでいます。
     平日ならともかく、週末にはこんな小さな町なのに結構な人が訪れます。

     訪れたのは日曜なのに、園芸店やアート作品の並ぶお店のいくつかが開いており、喫茶店でケーキを食べる人、
     レストランで軽く食べる人、ジェラート屋さんで買ったジェラートをなめなめ町をぶらぶらする人。
     レースのカーテンが下がっているお家がほとんどでしたが、落ち着かないだろうなあ。
     窓のところのお花もきれいに咲いていて、窓ガラスもきれいに磨かれて・・・手入れが大変だなあと、
     そんな所帯染みたことを考えて歩いちゃいました(笑)ドイツでは、窓ガラスをいつもきれいにしていることは主婦の仕事の基本と言われてるとか

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風車小屋から見る町。城壁から左側が町

     町の風車に上ってみると、この町ほぼ全体がすぐに見渡せます。
     ふと下を見ると、風車のすぐ側のお家の中庭で、でお客様とお茶をしてくつろいでいる方達が。
     こんなふうに上からものぞかれちゃうんだなあ(汗)←のぞいているのはあなた
     通りに面した、まるでレストランに続くお庭なのかしらと思わせる素敵な場所で、お茶をしてゆっくりと
     くつろいでいる方もいたり。

     こんな町で生まれていたら、どんな暮らしが日常になっているんでしょうね。
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by sakanatowani | 2012-09-12 22:26 | 旅行 trip | Comments(4)
     ただいま〜
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     一昨日帰ってきました。
     ただいま〜。あ〜、疲れた!

     いや〜、片付けた、片付けた、片付けまくりましたよ、このバカンス中。
     子どもがいる生活って、しかも子どもが退屈しまくりの夏休みから、入学式、新学期という家庭がそして子どもが
     大混乱する時期って、家の中やその機能はカオス!ですね。
     せめて家事でも手伝おうと、毎日、家事手伝いの日々でした〜。

     一昨日帰ってきてから、食料の買い出しに行った以外は、ひたすら昼寝してました(汗)
     妹宅への姉の訪問というのは、こんなものかもしれません。

     とはいえ、6年ぶりに会う妹とは、会っている間はしゃべり続け。(妹のだんなはあきれていたことでしょう・笑)
     6年ぶりに会う甥っ子たち、とりわけ私の滞在中に6歳の誕生日を迎えた甥っ子2とは、これがほぼ初めて
     会うわけです(彼が生まれた翌日〜生後10日まで会ったけど、彼は覚えていないでしょう)。
     まだ幼児っぽさを残す彼と遊んで癒されましたよ。

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     さて、今回の北ドイツ行きの旅は、早朝、朝焼けがきれいなミラノのマルペンサ空港から始まりました。
     9時前のフライトだったのですが、朝食が出たんですよ。

     ミューズリーとヨーグルト飲料のセット! 
     ルフトハンザで行ったのですが、朝食がミューズリーというのがドイツらしいなあ。
     (イタリアだったら、甘いパンかミニパウンドケーキ、でしょうから)
     1時間半(飛んでいるのは正味1時間)のフライトなので、出るのは飲み物ぐらいかなと思っていたので、
     ちょっと楽しかったです。
     こんなふうにコンパクトなパッケージになってるのか〜と、さっそく写真撮影(笑)

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     空から見る北ドイツは真っ平ら! ひたすら続く畑と、ところどころに見える風力発電の風車。
     どこを見てもアルプス山脈に囲まれている盆地から来た私には新鮮です。

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     この時期のドイツの緑の瑞々しいこと!

     日差しギラギラの灼熱のイタリアでは、夏は緑も少なく、あってもオリーブのパステルっぽい緑ぐらい。
     その昔、イタリア中部ペルージャで美術史の授業中、「夏の色は?」と聞かれた日本人クラスメートが「緑」と
     答えたのに教授が「夏の色は黄色だろう?! 緑は春の色」と言ったのを思い出します。
     そう、イタリアの夏は暑く、草は乾いて、辺り一面が黄色くなるのです。

     それに比べて、ドイツの夏は瑞々しい緑色! 新鮮だ〜。

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     そして旅の終わりは、夕暮れの空港。
     ここで偶然にも、いつも家賃を取りにくるアパートの大家さんの息子に遭遇! ああ、世界は狭い。

     3週間あまり日本語にどっぷり浸かり、まわりの言語がわからないことに慣れていたので、久しぶりに
     イタリア語をしゃべるなんて変な感じ。
     ラッキーなことに、ミラノ空港から車で家まで送ってもらうことになりました。
     そうじゃなかったら、ミラノ空港で1時間半待って高速バスに2時間乗り、そこからもうバスのない市内を
     ひたすら40分荷物を担いで歩いての帰宅だったので、申し出をありがたく受けることに。

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夕食はフェタチーズ入りのサラダにミニグリッシーニ。

     ところが彼が車を置いてきたというのが、空港駐車場ではなく、隣々町あたりの格安駐車場だとか。
     そこまでの送迎ミニバスの席とり攻防戦を経て、私は運転席横のすでに2人も座っているわずかなスペースに
     押し込められ、お尻は半分だけ座席に&ダッシュボードにへばりつく格好で15分ほど、ひたすら暗い何もない
     山道を行くことに(汗)

     やっと帰宅の車に乗り込めたと思ったら、その通ってきた山のあたりは、数年前若者がリンチで何人もの友人を
     殺して死体を遺棄したところで有名だと教えられ、ゾ〜。

     途中休憩したドライブインではバールで、軍警察のしかもコンバット隊の面々に、この息子が話しかけ始め、
     初めて間近で(腰に装備した)ピストルを見ることに。

     帰国早々、やはり穏やかにはいかないイタリアにまみれることとなったのでした。

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ドイツの旅の締めくくりは、やっぱりアップルジュース。下戸の私はお酒とはいきませぬ

     これから数回、ドイツで気づいたことを書けたらなと思います。
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by sakanatowani | 2012-09-05 17:23 | 旅行 trip | Comments(10)