冬の日
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     先日の初雪以来、ちょっと暖かめの晴天が続いています。
     昨日の夕方近く、いつもの図書館まで行ってきました。
     この図書館は、その昔はヴィラだったようで、建物までの間が並木と公園になっているお気に入りの場所。
     毎週1回、映画のDVDを借りに通っているのですが、この並木を歩きながらほっとする時間も楽しみです。

     先月からずっと、ストレスがたまって体調もぼろぼろ、年に数回訪れる我慢の限界「もういっときも
     ここにいたくない〜」病をわずらっておりました。
     今も希望を見つけるまでにはいたりませんが、ちょっといいこともあったんです。
     この9ヶ月、2人のイタリア人の女性に日本語を、週に1時間だけでしたが教えていました。
     数日前、彼女たちのレッスンの期限がちょうど終わったので、一緒に日本食レストランに夕食に行き、
     すごく楽しい時間を過ごしてきたんです〜001.gif←これが使えるって、先日やっと気づきました!

     気分転換、楽しみの時間を持ちたいからって習いに来ていた意欲的な彼女たち。
     彼女たちは1日の仕事のあと、私は朝から9時間の美大の工房のあとなので、レッスンの始まりはお互いに
     疲れきっているけど元気なふりをして。でも1時間がすぎる頃には、お互いに元気を取り戻してる。
     そんな楽しい時間でした。

     彼女たちは、10年いるこの街で初めて会った、異文化間に優劣の差はなく興味深いものという考え方を持った
     人たちでした。
     だから彼女たちがする質問は、言葉そのものだけでなく、(イタリア語の言い方とは違って)なぜそういう
     言い方になるかという文化の話にまで及び、私にも日本語の新しい見方を見せてくれるとても楽しいものでした。
     日本語のレッスンというよりは、お互いの文化、考え方の違いを交換するような時間だったかも。

     彼女たちのおかげで、見下されるのではなく対等にお互いの文化や考えを話せるって、こんなに楽しいもの、
     自分をひとりのちゃんとした人間だって思える満足感があるんだって、久しぶりに思い出しました。
     いつか、彼女たちと過ごしたことで改めて気づいた「日本語というもの」について書けたらなと思います。
     残念ながら、彼女たちの仕事の契約が来年も継続するかどうか確かではなくなってしまったので、(もしもの
     時のための生活費確保のため)これ以上レッスンを続けることはできなくなってしまったのですが、
     この出会いは本当に幸せなものだったと思います。

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     さて、クリスマスもずいぶん近くなってきました。
     どうやら昨日あたりから、クリスマスを家族で過ごすための民族移動が始まったよう。
     大きなトランクを持って駅へのバスに乗る人たちをたくさん見ました。
     先の日本語を習っていたひとりも、シチリアの家族のもとへ、昨日出発したようです。

     昨年は街の中心の旧王宮広場に置かれたプレゼーピオは、今年は街の大きな駅前の広場に置かれてます。
     次回はこのプレゼーピオのことを書きますね。
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by sakanatowani | 2012-12-22 02:28 | ひびのこと diary
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