プレゼーピオ2
     前回は、長い長い記事で失礼しました^^;
      なんだかクリスマスの思い出を書き切ってしまいたくって。おかげですっきり。
      もし全文読んで下さった方がいらしたら、どうもありがとうございます!

      本当は、1週間前に登稿しようと思っていたこの記事。
      とっくにクリスマス・シーズンは過ぎてしまいましたが、素敵なものをたくさん見たので、遅くなりましたが、
      ここに載せることにしました。またおつきあいください。


     月曜から美大がまた始まりました。
     久しぶりの友人に、「明けましておめでとう」のつもりで「ブォナンノ〜(Buon Anno)」と言ったら、
     「ありがとう。ブォナンノ!」と返されました。
     ん、ありがとう?
     イタリア語のブォナンノは、年末に言えば「よいお年を」、年始に言えば「明けましておめでとう」のつもりで
     言っていましたが、実際は、「あなたにとって、いい年になりますように」の意味なんだ〜って、今さらながら
     実感した今年(笑)


     1月6日は、エピファニア。
     イエス様のところに東方の三博士が到着してお目にかかった日という祝日です。

     ところがこの日イタリアでは、魔女ベファーナがほうきにのって、いい子の靴下にはお菓子を、悪い子の
     靴下には炭のお菓子を入れていってくれるのです。
     なんだかちょっとサンタさんも混ざったようなお話^^
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ウインドーにはニコニコ顔の魔女ベファーナがいっぱい

     このベファーナが持ってくる炭も実はお菓子。黒い軽石状になったお砂糖です。
     その昔修学旅行で行った富士山のお土産屋さんで見た溶岩飴(だったかな?)にそっくりなんです。
     こんなとこで再会するとは!
     うっかり買い損ねてしまったので、実物を見たい方はolivolivoさんの記事をご覧ください。
     olivolivoさん、どうもありがとう!


     この日でクリスマス・シーズンも終わり。
     プレゼーピオもまた、1年後までしまわれます。
     今年はいくつかの教会に見に行ったので、写真が多いですが、いろんなプレゼーピオをご紹介します。
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     前回ご紹介したルッツァーティのプレゼーピオにもイエス様が。
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まわりには、糸を紡ぐ人や漁師さんもいます

     アドヴェントカレンダーも全部開きました。
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     アパートの入り口のクリスマスツリーの下に置かれるプレゼーピオ。
     各家庭でつくるプレゼーピオは、こんな感じです。
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     クリスマスの休日には、プレゼーピオを見に、あちこちの教会に行ってみました。
     この街でいちばん大きく、機会仕掛けで動く木製のプレゼーピオ。1900年代初頭のものです。
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人影で、その大きさがわかりますか?左側にはこの倍ぐらいさらに情景が続いています
    
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     イエス様の回りには、みんなが祝福にやって来て・・・肝心な部分なのにボケボケ^^;
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     町の人々もおじぎをし、
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     その左側には、人々の日常生活の様子が広がります。
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夜にもなります。右側の動物の頭は、修理、修復の際に取り出されたもの。木彫りの素朴な人形です


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     ドゥオーモ(その町でいちばん位のある教会)のプレゼーピオは美しく
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     祭壇の横には、クリスマスミサの時にみんなに拝まれたであろう、等身大の聖家族のプレゼーピオ。

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     その昔、王様の教会であったところには、天使ガブリエルがマリア様に受胎告知をする美しい彫刻とともに
     こんなプレゼーピオが。

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左のほうに、イエス様の生まれた馬屋の上の天使を仰ぐ人形の陰が見えますか?
     私がよく行く教会のものは、信者の灯すロウソクとともに。

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     こんな素敵な等身大の木彫りのプレゼーピオにも出会いました。

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     最後はパン屋さんのウィンドーいっぱいに飾られたプレゼーピオ。

     イエス様のお生まれになった馬小屋は、上の段の左から2番目。
     このプレゼーピオは、1段目のお店の様子の部分が大きいですね。
     大工さんに八百屋さん、羊飼いや鶏に餌をやる人。そして大きな大きな「パン屋」の看板^^


     こんなふうに、教会だけでなく、パン屋さんも仕立て屋さんも、銀行でもプレゼーピオを飾ってあるのを
     見かけたことがあります。
     みんながイエス様の誕生日であるクリスマスを、こんな形で楽しみに待ち、祝うというのが、イタリアの
     クリスマスのもうひとつの表情です。
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by sakanatowani | 2012-01-16 00:53 | 季節のこと season's | Comments(2)
Commented by olivolivo at 2012-01-16 20:08
こちらこそ、リンクどうもありがとう~♪
プレゼーペって見るのって楽しいですよね~。
お決まりの登場人物もいいけれど、その土地によっても違った昔の人々の暮らしを垣間見れるのがおもしろいですよね。うちのほうの教会のは地味なのが多いけど、そちらのはカラフルでかわいいのがたくさんありますね。
Commented by sakanatowani at 2012-01-17 08:37 x
olivolivoさん、こんばんわ♪
ほんと、プレゼーペは見るのが楽しいですよね。この季節は、どこにあるかな〜って、いろんなお店のウィンドーをのぞいちゃいます。
そちらは地味、ですか?
一度、リグーリアの町の教会に行った時に、海に船が浮かんでいて、そこにイエス様たちがいるというプレゼーピオがあって、「おおっ、さすがリグーリア!」と思いました。一緒にいたイタリア人(ピエモンテーゼ)も、「船があるなんて、初めて見た」って言っていましたよ。
こうやって、自分達の暮らしをプレゼーピオに反映させて、クリスマスをお祝していたんですね〜。
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